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百日紅

2023年08月21日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

まだまだ暑い日が続いている東北の日本海側、庄内です。

こんな暑さにも負けず、ずいぶん長持ちしている花がありました。
サルスベリです。
ところで、サルスベリは、なぜ「百日紅」と書くのか? そして、なぜサルスベリは「猿滑り」なのか?
今日はちょっと調べてみました。

疑問1,なぜ、猿滑なのか?
答えは簡単、猿が木から滑り落ちるくらいこの木の樹皮はツルツルしているところからこの名になったということです。
そのまんまだったのですね。

疑問2,なぜ、「百日紅」書くのか?
答え(一説によると):原産地の朝鮮半島ではサルスベリにまつわる悲恋の伝説があるそうです。
ある村の若く美しい娘が龍神への生贄として捧げられそうになったときに、偶然通りかかった王子が龍神を倒し、二人の恋が芽生えました。
結ばれることが必然の二人でしたが、王子は役職のため、百日後に必ず帰る約束をして、一度村をあとにしました。
王子は役職を終え、約束通り百日後に村に帰ってきましたが、娘はすでに亡くなっていました。
娘の墓前で嘆き悲しむ王子でしたが、墓脇に一本の木が育っていくのを見つけ、やがて美しい花が咲き、百日間も咲き続けて王子を慰めてくれたそうです。
これが、「サルスベリ」の花とされているそうです。
百日間の約束と、「紅」は娘から付けられたのでしょうか。

「百日紅」

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