啓翁桜
2024年01月27日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
酒田の冬と言えば、私の中ではグレー一色のイメージです。
先日、朝はつるつるの道路に緊張し、夜は吹雪に緊張し、酒田の冬を感じながら家に着いた時は本当にほっとしました。
そんな気持ちで玄関を開け、目に入ってきた啓翁桜。
気持ちが和らぎました。
白のような、薄いピンクのかわいらしい啓翁桜。
まだ満開ではないのですが、もう咲き誇って見える姿に癒されます。
ピンクのつぼみがたくさんの時期もかわいいですし、開花に喜び、満開に癒され、葉桜にも癒されます。
上手に撮れていない写真ですが、冬の桜を少し。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス
ガサエビのビスクを贈りませんか
2024年01月17日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
昨日は風が強く冷え込んだ酒田ですが、今日は青空の穏やかな天気です。
冬の贈り物にガサエビのビスクはいかがですか。
真冬に届くスープの贈り物は、スープを飲んで気持ちも身体も温かくなってほしいと願う、送った方の気持ちが伝わると思います。
その時に獲れたガサエビに合わせて、シェフが手間暇をかけ、おいしいスープに仕上げています。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス
先駆者、グランシェフの教材
2024年01月14日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
今日は、半世紀前、レストランKEYAKI創業当時にシェフが使っていたフレンチ料理の本を紹介いたします。
本の題名は「joies de la gastonomie」日本語に直訳すると「 楽しき美食」ということになります。
ただ、gastonomieには、単に「美食」ということではなく、「食」に係る文化や歴史なども含む「美食」という深い意味があります。
当時はなかなか手に入らなかったという、左がフランス語原本、右が日本語略本です。
フランスの地方ごとに、その地の名店や代表的料理のレシピや調理法まで紹介しています。
内容もともあれ、写真のトリミングや色の仕上がりなど、当時の印刷や製本の技術的な苦労も垣間見える興味深い日本語版です。
多く貼られた付箋のページを開いてみると、シェフが引いたアンダーラインを発見!どうやらステーキを包むクレープについて調べていたようです。
今となってはフレンチの古典的内容ですが、ある種物語の様に楽しめてしまいます。
2冊セット販売だったのでしょうか?レシピや調理法だけ調べることだけあれば日本語版で良かったはず。
フランス語原本を求めたのはたぶんフランス語を勉強して、いつかは修行の旅に出ることを夢見ていたに違いないです。
・・・・・・もう少し、アンダーラインを探したくなりました。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
新年
2024年01月11日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
2024年、
元日は天気も良く、初日の出が綺麗に見られました。
雪もなく、過ごしやすいお正月でしたが
やはり少し物足りなさも感じます。
別の日、車を走らせていると、
あちこちの田んぼでは餌を拾う白鳥の姿が見受けられまし田。
酒田にも白鳥の飛来地のひとつである
「最上川スワンパーク」があります。
庄内平野は安全な寝床と餌場に恵まれているようです。
私も子供の頃、「最上川スワンパーク」に行き
白鳥に餌をあげた記憶がありますが、
今も餌をあげることはできるのでしょうか?
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ
12月31日
2023年12月31日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
大晦日の今日、いかがお過ごしでしょうか。
今年も当店をご利用頂き、ブログにお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
心より感謝申し上げます。
山形県酒田市でレストラン営業をしていた私たちが、全国のお客様からも庄内浜で獲れたガサエビで作っているビスクを飲んで頂けていることを実感し、とても嬉しく思います。
今年は4月の「外航クルーズ船酒田港寄港物産展」に出店、9月に「2023みなとオアシスまつり×海のマルシェ がぶり! まるごと酒田港」に出店、11月には「アナタへおくる冬ものがたり」キャンペーン(12月1日から)の開幕セレモニーで、食と景観を楽しむ観光列車「海里のお客様へのふるまい」と、直接お客様へガサエビのビスクをお渡しして飲んで頂く機会に恵まれました。
「おいしい」と笑顔で言って頂け、とても嬉しかったです。
2024年も皆様にとって素敵な一年になりますように。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフトレヴィス
里の名水100選③
2023年09月10日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
3回目となる里の名水100選ですが、
今回ご紹介する名水は「大清水」と「神泉の水」です。
「大清水」は令和元年度に認定されました。
鳥海山大物意味神社の近くにあり、
湧き出た水が溜まって大きな沼になっていたことが由来のようです。
どこから水が出ているのかはわかりませんでしたが、
近くに寄ってみると透き通った水がとてもきれいで静かな場所でした。
「神泉の水」は、平成27年度に選定されました。
集落の人たちはこの湧水を洗い場として利用しているようです。
石造りの区切られた洗い場があり、
1段目は飲用水、2段目は野菜や果物を冷やし、
3段目は野菜や海藻を洗い、4段目では洗濯をしています。
そして5段目では農機具などの汚れがひどいものを洗います。
このように、各区画ごとに用途が決められていて、
この地区の生活用水になっているようです。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ
夏のお供に
2023年07月05日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
今日の酒田は気温が高くなる予報で、週間天気予報も暑くなりそうでした。
鳥海山と田んぼ
この写真を撮っている時は風が爽やかで、とても気持ちが良かったです。
風で揺れる稲が気持ちよさそうでした。
明け方は寒く感じ、気持ちよく感じた朝ですが、当店のセントラルキッチンに着いた時にはもう暑く、予報通り。
これから夏本番に向けて嬉しいような反面、暑すぎると体調管理にも気を使いますね。
今年の夏は特別に、冷たさがおいしいジャガイモの冷製スープをお作りしました。
真っ白なスープは涼やかで、夏にぴったりです。
外出先から戻って冷やしておいたジャガイモのスープを飲んだら、体に染み渡るおいしさを感じて頂けると思います。
何度も試作のスープを飲んでいますが、冷たいだけでおいしいです。
もちろん冷たさだけではなく、シェフが丁寧に作ったからこそのおいしさを感じて頂けるスープです。
「ガサエビのビスク」で体を温めながらのおいしい塩分補給と、冷たくおいしい夏だけ特別にご用意した「ジャガイモの冷製スープ」、それぞれ飲んで頂けたらと思います。
夏のお供に当店のスープはいかがですか。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス
さくらんぼ
2023年06月20日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
山形といえば「さくらんぼ」。
今年もおいしく頂きました。
写真のさくらんぼは「佐藤錦」です。
一番人気の「佐藤錦」、甘みと酸味のバランスが良いと言われていますが本当にそうですね、
甘い中に、ちょっと酸味、とてもおいしいです。
個人的にはここ数年「紅秀峰」がお気に入りです。
大きく、甘く、食べ応えがあります。
肉厚でパリッとした食感、濃厚な甘み、と広告宣伝のような表現をしたくなります。
今更私がさくらんぼの宣伝をしなくても、山形のさくらんぼは人気ですよね。
地元の新聞や、SNSでは「やまがた紅王」が話題です。
今年本格デビューした「やまがた紅王」。
500円玉との比較写真を見かけますが、500円玉より大きいです。
厳しい出荷基準が設けてあって、着色割合50%以上だそうで、写真で見る「やまがた紅王」は色鮮やかです。
実物を見たことも、食べたこともない私が言うのもなんですが、山形の新品種もよろしくお願いします。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス