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「穀雨」の北庄内

2024年04月19日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ。

今日は二十四節気の「穀雨」です。
「農作物にとって、恵みの雨がたっぷりと降り注ぐ頃」とされています。

定点撮影1:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と柿の木
今日の鳥海山は、どんよりと厚い雲の隠れていました。
柿の木には新芽が出てきました。

銀杏の木にも、子銀杏の葉っぱが咲いていました。

スズランも静かに咲いていました。

こちらは、桜に負けじと高密度に咲く「ボケ」です!
実はこのボケ、バラ科で鋭いトゲがあるのです。
気をぬくと、トゲが怖いですよ。
けして、「ぼけっ」としていないのです。

 

定点撮影2:山居のケヤキの木
相変わらず周りは工事が盛んです。枝先に勢いがなく、少し気になったので去年の同じ時期の写真と比べてみました。

こちらが、昨年の4月20日「穀雨」です。
やはり枝先の細かさが足りないような気がします。
少し心配です。木のせいでしょうか?

市場で、ちょっと目を惹く大型の魚です。
「イシナギ」です。成長すると1.5m位になるということです。

地物アスパラも元気に出てきました!

大型連休の計画はお決まりですか。
帰省されるお客様とのお食事や、お土産に「ガサエビのビスク」はいかがでしょうか。
どうぞご利用ください。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

 

「清明」の北庄内

2024年04月04日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

定点撮影1:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と柿の木
どんより曇り空ですが、吹く風は温かく感じました。

今日は二十四節気の一つ「清明」です。
草木が伸び、生き物が元気に動き回るようになる季節。
吹く風も冷たい北風から南からの温かい風に変わり、季節の変化を感じる時季です。

今日の日本海は穏やかでした。

この一週間、一気に草花が咲き始めたような気がします。
咲き始めた花々を、気の向くままに切り撮ってみました。

定点撮影2:山居のケヤキの木
つい「がんばれ、ケヤキの木」と声を掛けたくなります。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

 

「春分」の北庄内

2024年03月20日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の「春分」です。
昼と夜の長さが同じなんですね。
そして、お彼岸の中日でもあります。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われていますが、今日の酒田は冷たい雨降りです。

定点撮影2:「ケヤキの木」
ケヤキの木を取り巻く商業施設の工事も本格的になり、撮影もなかなか難しくなってきましたが、「動じないケヤキ」をサブテーマに、出来るだけ撮影したいと思います。

ところで、なぜお彼岸に「おはぎ、ぼたもち」をお供えするのでしょう?
一説によると、小豆の赤い色には魔よけの効果があると古くから信じられており、邪気を払う食べ物としてご先祖様にお供えされているそうです。
また、「もち米」と「あんこ」2つの物を「合わせる」言葉の語呂から、ご先祖様の心と自分たちの心を「合わせる」という意味もあるそうです。
なぜか我が家は胡桃餅と二色です。先祖に胡桃の好きな人がいたらしいです…?

定点撮影1:「鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と柿の木」
鳥海山は、どんよりとした空に隠れて全然見えませんでした。こんな日もあります。

三寒四温。空や風や光そして、草草達。季節の変化を楽しみたいものです。

客席のないレストランKEYAKI
詩人、支配人

 

 

「啓蟄」の北庄内

2024年03月05日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の「啓蟄」です。
「冬ごもりをしていた虫たちが、春の気配を感じて土の中から出てくる頃」という意味です。
北国の虫たちにとっては「まだ早いです」と言う声が聞こえてくるような気がします。

この季節にしては、穏やかな日本海でした。
 

雪の白、冬を耐えた草の緑、松の茶色
この季節だけの、色のハーモニー

定点撮影1:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と柿の木

定点撮影2:ケヤキの木
周りの工事の勢いに、少し遠慮気味にも見えました。

モノトーンのこの季節。
今日も花屋さんは「色」いろいろでした。

今年は暖冬で少し気が緩んでいたせいか、ここに来ての雪や寒さがとても堪えます。
こんな時はやはり「ガサエビのビスク」ですね。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

「雨水」の北庄内

2024年02月19日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の「雨水」です。
雪が雨に変り、春の訪れを感じる頃とされています。

定点撮影1:「鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と柿の木」2年目
超暖冬の今年、もう春のようです。とても気持ちの良い朝でした。

 

こちらの写真は去年の「雨水」です。例年の冬だったらやはり雪は積もっていますよね。

市場にも春の香り、「うるい」が出回っています。

堂々とした地物の「マフグ」と目が合いました。

鱈の生きも良いですね。

長い尾が華麗な「ナガオダイ」(長尾鯛)も鮮やか。

こちらはシェフの差し入れ「たい焼き」ですが。

こちらも2年目、定点撮影2:「ケヤキの木」
いよいよ、周辺の商業施設の工事が本格的に始まりました。
   

ご卒業やご入学、そしてご就職や転勤など、別れや出会いの季節です。
春の贈り物に「ガサエビのビスク」をどうぞよろしくお願いいたします。

客席のないレストランKEYAKI
支配人 

「立春」の北庄内

2024年02月04日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日、2月4日は二十四節気の「立春」です。
旧暦では、一年の始まりは立春からと考えられていました。
そのため、前日の節分や5月1日の八十八夜など、季節の節目の行事は立春を起点に定められています。

ところで、庄内の季節の移ろいを二十四節気毎にこのブログに載せて、今日で48回目、2年になりました。
鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と柿の木の定点撮影もこの撮影ポイントからは24回目。
おかげさまで無事1年続けることが出来ました。
そこで、1年かけて撮影した写真を一気に並べてみたいと思います。
定点撮影の醍醐味ですね!・・・自己満足?

「雨水」R5年2月19日

「啓蟄」R5年3月6日

「春分」R5年3月21日

「清明」R5年4月5日

「穀雨」R5年4月20日

「立夏」R5年5月6日

「小満」R5年5月21日

「芒種」R5年6月6日

「夏至」R5年6月21日

「小暑」R5年7月7日

「大暑」R5年7月23日

「立秋」R5年8月8日

「処暑」R5年8月23日

「白露」R5年9月8日

「秋分」R5年9月23日

「寒露」R5年10月8日

「霜降」R5年10月24日

「立冬」R5年11月8日

「小雪」R5年11月22日

「大雪」R5年12月7日

「冬至」R5年12月22日

「小寒」R6年1月6日

「大寒」R6年1月20日

そして、今日「立春」R6年2月4日

雨の日が多かった春、暑かった夏、短かった秋、そして今のところ雪が少ない今年の冬。
あらためて、季節を愉しみ、四季があることに感謝します。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

 

「大寒」の北庄内

2024年01月20日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は、二十四節気の「大寒」です。
一年でもっとも寒い頃、という意味ですが、今日は春の様な温かさです。

定点撮影2:ケヤキの木
ピンクの小旗の付いた棒が地面に何本も刺さってました。いよいよ工事が始まるって感じですね。  

日本海、この時期にしてはとても穏やかで、飛島も見ることが出来ました。
ここは、最近話題になっている洋上風力発電の風車が設置される予定の遊佐町の海です。 

市場は、冬ならでは「かに祭り」といったところです。
地物のズワイガニから毛ガニ、皆さん仰向けになっていました。

   

甘えびも、お腹の卵が青くパンパンです。

定点撮影1:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑(午前9:00頃)
山麓も雪がなく、今のところとても雪が少ない年です。
たぶん、このまま春にはなれない北庄内です。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

「小寒」の北庄内

2024年01月06日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の「小寒」
次の「大寒」までの間、寒さの厳しさが日に日に増す時期ということです。

定点撮影1:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と柿の木
ご覧の通りこの季節のらしく、グレーとベージュそしてモスグリーン、まるで画家クレーの世界

酒田港市場を訪ねてみました。

地物の冬の魚が活き良く揚がっていました。
昇りクロソイ?

そうです!寒鱈の季節本番です。
今年も、酒田日本海寒鱈まつりが1月28日(日)に開催されるそうです。

ホッキ貝も鎮座!

定点撮影2:山居のケヤキの木
「こも」も巻かれて少し暖かそう。
実はこの土地、商業高校の跡地だったのですが、いよいよ今年は商業施設が建設されるため工事が始るそうです。
このケヤキの木を取り巻く環境はどうなるのか少し心配です。ぜひ「こも」の様に優しくあってほしいものです。

    

能登半島の方々に心よりお見舞い申し上げます。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

「冬至」の北庄内

2023年12月22日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の「冬至」です。
一年中で昼が一番短い日です。
ということは、夜が一番長い日ということになりますね。

定点撮影1:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と柿の木
この季節は姿を現す方が珍しい鳥海山。案の定、雲隠れ。
前日は久しぶりの青空でしたが、午後からは大雪でした。

2枚目のこの写真は前日12月21日、貴重な青空の鳥海山を撮影しておきました。

冬至と言えば、冬至かぼちゃです。
「収穫の秋を終えて、厳しい冬を乗り超えるために、栄養豊富なかぼちゃを食べる」という意味があるそうです。

 

看板にも良い感じで柔らかい雪が積もりました。

定点撮影2:ケヤキの木
この季節のモノトーン。悪くないですよね。

定点撮影3:「山居倉庫の蔦」
時間が止まったように静かでした。雪が音を吸収している瞬間?

今年も、北庄内の二十四節気毎の移ろいをご覧頂き誠にありがとうございました。
記録的な暑さも今は遠い昔のようです。そして、今日は雪。楽しいですね。
だから、心が動き、詩や絵が生まれるのですね。
忘れていました。だから美味しい料理が出来るのですね。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

「大雪」の北庄内

2023年12月07日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の「大雪」です。
シンプルに、「大雪が降る頃」ということです。

定点撮影1:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と柿の木(AM8:30)
昨日までは晴天でしたが、残念ながら今日から崩れ始めてしまい、どんより、今にも降りそうな空です。

定点撮影2:ケヤキの木

3カ月半前の8月23日処暑の頃、あれだけ暑かった夏がうそのようですね。

定点撮影3:山居の蔦
紅葉も終わり、あとは雪を待つばかりです。

街はグレー一色だったので、「色」を求めて花屋の友人を訪ねてみました。
店内は数十種類の花、花、花。
その中で庄内産の花を紹介してもらいました。
①アリストロメリア
山形県は全国3位の出荷量なんだそうです。

②白ユリ
そういえば、酒田に昔「白ばら」というグランドキャバレーがありました。

③ストック
庄内地方でのストック栽培はとても盛んで、東京都中央卸売市場大田市場でも庄内スットクフェアーを開催するほどだそうです。
 

つかの間の青空、この後突然の雷、そして激しい雨になりました。

お歳暮のお手配はもうお済ですか、どうぞ「ガサエビのビスク」をご利用ください。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

「小雪」の北庄内

2023年11月22日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の「小雪」です。(ショウセツ)
冷え込みが厳しくなり、雪の季節を迎える頃です。

定点撮影1:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と柿の木
山頂付近は残念ながら雲に隠れていました。

定点撮影2:ケヤキの木
今年は、周りのケヤキの木よりも葉落ちが早かったように思います。
少し心配になります。

定点撮影3:山居の蔦
この2週間で一気に色づきました。

「立冬」11月8日

「霜降」10月24日

いよいよ冬の魚のハタハタが出始めました。(写真は北海道産)

市場で山形青菜を発見!お寿司屋さんから頼まれて、特別内陸から取り寄せたそうです。
とても大きい漬物用在来野菜です。

小春日和の温かさも明日まで、週末は雪の予報です。
気温差に気を付けてお過ごしください。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

「立冬」の北庄内

2023年11月08日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の「立冬」です。暦の上では今日からもう冬なんですね。
最近、四季のリズムがなんだか、「小さい春と秋」「大きい夏と冬」になりつつ、小さい秋を見つける間もなく冬到来と言った感じです。

定点撮影1:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と柿の木
残念ながら厚い雲に覆われて、どんよりしていました。

定点撮影2:ケヤキの木
昨日の強風で葉はすっかり飛ばされていました。少し寒そう。

「突然ですが釣果拝見」のコナーです。
酒田本港にて。少し寒い風の中、ぼちぼち楽しんでいるいい感じの釣り仲間3人組に声を掛けました。
その途端にひきがありました!

残念ながらの、可愛い「ヒイラギ」(通称?)、優しく外してリリースしていました。
ちなみに昨日は「アジ」が爆釣だったそうです。

   

ここにも3人組が!(カモメ)

定点撮影3:山居倉庫の蔦
2週間の間に紅葉が急に進みました。

2週間前の撮影(10月24日:霜降)

寒さが増すにつれ、タイヤ交換・年賀状・クリスマスケーキ、いろいろ気になり始めますね。
もちろん、お歳暮の候補に当店のガサエビのビスクを加えていただくと嬉しいです。

 

客席のないレストランKEYAKI
支配人

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