笹巻き作り体験
2022年04月14日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
先日、笹巻作りの体験をしてきました。
「笹巻き」は、端午の節句を祝う庄内の郷土食と言われる他、
昔から保存食や携帯食としても食べられていました。
笹の葉でもち米を巻き、イグサで結んだものを煮て作られており、
庄内地域のふるさとの味として県内外の人に親しまれています。
庄内地方では「たけのこ巻き」、「三角巻き」、「こぶし巻き」の
巻き方があり、地域によって異なる巻き方や食べ方を楽しめます。
今回は、秋田との県境に位置する遊佐町の「たけのこ巻き」に
挑戦してきました。
使用する笹の葉は、6月頃の成長直後の笹の葉が適しているようで、
今回使用した笹の葉は、昨年採取し冷凍保存していたものを使用しています。
笹を巻くイグサの輪を作ります。
このあと、もち米を入れるための笹の葉を円すい状に巻くのですが、
この工程が難しく悪戦苦闘…
形が崩れないようにと力を入れ過ぎると逆に笹の葉がずれてしまい、
コツをつかむまでは何度も最初から巻き直しました。
最後にイグサで作った紐で結んで煮れば完成です。
最近では、家では作らずにスーパーや直売所で購入して食べる家庭も
増えていると言われていますが、庄内地方の伝統料理として親しまれている
「笹巻き」が次の世代へと受け継がれ、この先もずっと続いて欲しいです。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ