酒田まつり
2022年05月19日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
本日から3年振りに酒田まつりが開催されています。
上日枝神社と下日枝神社の例大祭「山王祭(さんのうまつり)」として1609年から続いているお祭りで、
酒田大火復興記念の1979年から「酒田まつり」として開催されています。
酒田市の中心部の大通りから日和山(公園)まで、今年は300店舗の露店が出ています。
酒田の「祭り料理」といえば、「あんかけうどん」、「卵寒天」、「ニラマス」、「マスのあんかけ」などがあります。
江戸時代、北前船によって西日本の文化のあんかけ料理が庄内にも伝えられ、
貴重だった砂糖や葛粉を使ったあんかけ料理はごちそうで、祭りや晴れの日、
お客様をもてなす祝い膳には欠かせない料理でした。
卵寒天は食生活に根付いた寒天と貴重品だった卵を結びつけ、
県の魚でもあるサクラマスは高値で、酒田まつりや冠婚葬祭の行事食として
酒田市民に親しまれてきました。
現在は、祭りやお祝い事で祝い膳を用意して親戚一同が集まることは少なくなってきました。
それでも、地域の祭りや酒田まつりに卵寒天を作るという方、食べたくなった時に作る方もいらっしゃいます。
地元のスーパーでは、通年であんかけうどんや卵寒天を見かけます。
今日は必ずあると思って買いに行って来ました。
写真は、「あんかけうどん(上にはツナ)」と「卵寒天」と「マスのあんかけ」です。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス