「小雪」の庄内
2022年11月22日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
今日は、二十四節気の「小雪」(しょうせつ)です。陽射しが弱くなり紅葉が散り始める頃。
雪が降り始めても積もるほど降らないことから、小雪(消雪?)と言われるそうです。
いつもの場所からの鳥海山とケヤキの木です。
お気付きでしょうか、ケヤキの木には「こも巻き」が施されていました。
「こも巻き」=樹木の腹巻?防寒対策にしては中途半端な範囲ですよね。ちょっと調べてみました。
この巻かれた藁の中には、害虫たちが寒さをしのぎに入ってきます。そして春になって虫たちが活動し始める直前に藁をはずし、藁ごと焼くことで害虫の駆除を行う、伝統的な知恵だったんですね。
定点撮影「あるビルの壁」
暖かった今年の秋も立冬からのこの半月はとても寒い日もありました。
葉っぱは急に色付き、枯れ落ちていました。
葉が枯れ落ちてみると、壁にはつると実が残っていました。
稲の切株に名前はあるのだろうか。ちょっと調べてみました。稲株(イネカブ)、稲茎(イネクキ)、稲株姉(イネカブアネコ)、と言うそうです。
ちなみに、切株から生えてきた青い稲の芽を「孫生え(ひこばえ)」というそうです。そのまま育てたらまた米が出来るのでしょうかね。
今日の日本海は少々荒れていました。
荒れた後は魚たちが活気付きます。
次の凪が楽しみです。
晩愁の色彩です。
今日、札幌では小雪が舞い始めているということでした。
あったかいスープを飲みながらワールドカップを応援します。
客席のないレストランKEYAKI
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