稲刈り
2022年09月21日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
酒田市では稲刈りの時期を迎えています。
今日の午前中は小雨の心配もありましたが、午後から天気も良くなり
稲刈りをしている農家さんを多く見かけました。
今日、稲刈りをする予定だという方の田んぼに行ってみました。
ご兄弟で稲刈りをしていました。
鳥海山の写真は9月10日のものです。
春の水が入った田んぼから、夏の青々、秋の黄金色に癒されてきた私。
少し寂しいですが、もうすぐ新米が食べられる楽しみもありますね。
鳥海山は10月に入ったら雪が降って、稲刈り後の田んぼには白鳥が飛来し、もうすぐ冬。
その前にまだまだ秋の味覚を楽しみたいと思います。
刈屋梨「秀玉」
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス
秋の味覚
2022年09月16日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
気持ちの良い秋晴れの日曜日、庄内の秋の味覚「刈屋梨」を求め、
酒田市の刈屋地区の直売所に行って来ました。
昨年は春の低温や霜の影響で収穫量が少なく、食べる機会も少なかったので、
今年は何回か買いに行こうと決めていました。
早めに向かったつもりが、すでに通りの両側にある直売所はどこも賑わっていました。
それでも一足早かったようで、梨を買っていると次から次へとお客様がいらして、
直売所を出たら駐車場に入れない車で道が渋滞していました。
梨の次は栗を求めて遊佐町へ。
昨年栗を頂いた後藤さんの山に連れて行ってもらいたく、連絡をしたところ「来ていいよ」と。
山ではなく畑でした。
後藤さんが何十年か前に忙しくなって、山に行けなくなったため、近くの畑に栗の木を植えたんだそうです。
栗は熟したら落ちてきますが、落ちているのはまだ少なかったです。
口が開いていれば良いということで、木の上の方の栗を後藤さんが落として下さいました。
80代後半、元気です。
イガイガを足で抑え、鎌で栗を器用に取り出していました。
「栗のとげ」は「イガ」なんですよね、イガイガと言ってしまう。
やっぱりものすごくとんがっていて、触れられないです。
色づく前の柿、もう少し大きくなるそうです。
いちじくもまだ青くこれからですが、熟していたいちじくを畑で頂きました。
栗拾いを体験
刈屋梨
ヤマボウシの実
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス
ガサエビ底引き網漁
2022年09月13日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
山形県庄内浜の最南端、鼠ヶ関港所属の海老底引き網漁の漁師さんに取材に行ってきました。
9月も中旬に入って、日本海は凪も続き市場が休みの2日間を除いては連日漁に出ているとのこと、お忙しいのにお邪魔しました。
夜中の12時に出港、翌日の夕方16時ごろ帰港まで約16時間も海の上なんですね。
現在鼠ヶ関港には12隻の底引き網漁の船が所属しているそうです。
今回取材させていただいたのは、羽前丸の五十嵐さん。
以前からガサエビの仕入れの相談などでお世話になっていました。
午後3時10分、港に羽前丸が予定より少しはやく帰ってきました。
今日はまずまずの漁。
市場では、セリ前の仕分けで活気がありました。
これが「ガサエビ」(クロザコエビ)ですね!
船上で、ガサエビ、甘えび、子持ち、大小、と選別して新鮮なうちに箱詰めを済ませます。
すぐに氷を積み込んで今晩の出港準備に掛かります。
近くの売店で販売していた、いかの一夜干しです。
当店のガサエビのビスクは、このような漁業関係者のおかげで皆様にお届けすることができるのですね。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
吹浦港、今朝の牡蠣
2022年07月15日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
「明日も漁に出るから朝9時ころ岸壁に写真撮りに来ていいよ!」と
遊佐の牡蠣漁師の土門さんからの嬉しい電話。私は前々から取材の申し込みをしていました。
あいにく今朝は小雨混じりの曇り空でしたが、大丈夫。
今日は、沖は風が強いので近くの漁のようです。
北庄内沖(女鹿、吹浦)の牡蠣は岩の様に大きく、そしておいしい!
大きい理由:鳥海山の伏流水のおかげで一年を通して牡蠣の成長に最適な温度に保たれている。
美味しい理由:伏流水のミネラル分をいっぱい吸収して成長する。
ということです。
土門さん親子さん、帰ってきました!大漁なのでしょうか?
海の男たちチョットかっこいいです。
息子さんも漁師修行中とか、頑張ってください。
ちなみに土門家は現役のおじいちゃんからお孫さんまで三代で牡蠣漁師!
そういえば、80歳代で現役のおじいちゃんはまだ帰ってきません。沖で頑張っているらしいです。
早速、岸壁に荷上げ、山積み、まるで小岩のようです。
家族や仲間と共同作業でへばりついた海藻や泥を取ったり、2、3個の塊をバラバラに分けます。
そしてサイズ別に選別します。
出荷できるサイズは約5年以上のものだそうです。
素潜り用ウエットスーツもお疲れ様です。
西浜海水浴場は今日15日オープンとの事、ライフセイバーの方々も忙しく楽しそうでした。
西浜にある天然岩ガキ直売所450円~950円(どの牡蠣が誰が収めた牡蠣かわかります。ブランド品ですね)
もちろんその場でむいて食べることができます。
土門さんの牡蠣を頂きました。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
メロンの日
2022年07月05日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
毎月6日はメロンの日。
6月が全国的にみてメロンの出荷量が一番多い時期で、
6という数字がメロンの形に似ていることから、
第2回全国メロンサミットinほこた開催実行委員会が制定したそうです。
酒田市は、特産の庄内砂丘メロンが旬を迎える7月6日を「庄内砂丘メロンの日」としています。
昨日、メロンを作っている方の畑を見せて頂きました。
アンデス
明日(本日)収穫予定のパンナ
こちらは上につるして栽培している、お盆の頃に収穫する「夏のクインシー」
一つのつるに一個だそうです。
青肉メロンはとろけるジューシーさ、赤肉メロンは甘みが強く、
どちらも美味しく大好きです。
今週末に食べ頃のアンデスメロン。
夏の贈り物に、ご自宅用に、「庄内砂丘メロン」はおすすめです。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレビス
庄内春の味覚 ~たけのこ~
2022年05月13日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
GW中にたけのこ(細竹)採りに行ってきました。
道路わきのたけのこはこんなにスリムでしたが、
笹をかき分けて中に行くと、こんなにずっしりとした
たけのこがあちらこちらに伸びていました。
収穫したたけのこは、天ぷら、味噌汁、たけのこご飯、炭火でじっくり焼いて
春の味覚を存分に味わいました。
孟宗竹もひょっこり顔を出していました。
そろそろ収穫時かとも思われますが、今からとても楽しみです。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ
庄内春の味覚 ~山菜~
2022年05月10日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
先々週、里山に行ってきました。
先日、支配人も里山についてのブログを載せていましたが、
私も同様、野草や山菜に関してはほとんど無知…。
里山で見つけた野草の一部をご紹介します。
天ぷらにすると美味しい「タラの芽」
「ウド」 味噌やマヨネーズをかけていただきます。
左上:「みつば」 右上:「ウコギ」 左下:「ミズ」 右下:「イカリソウ」
ワラビを”植える”というのは初めて耳にしました。
太陽の光をたっぷり浴びて育ったワラビは次から次へと
伸びてくるので毎日のように収穫しなければいけないそう…。
普段山道を歩くことはなかなかないうえに、
遠くから見てもどれも同じ葉っぱに見えてしまう野草ですが、
いざ足を踏み入れてみるとそれぞれ違う形をしていて
少し歩いては立ち止まり、様々な種類の野草や山菜を
発見できてとても楽しい時間でした。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ
サンピエール
2022年04月18日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
先日、魚市場でサクラマスの次に目が合った気になる魚です。
的鯛(マトダイ)もしくは馬頭鯛(マトウダイ)フランス語ではサンピエール
横腹の真ん中に大きな黒点がトレードマークで
弓道の的の様に見えるところから「的鯛」と呼ばれたり
顔が馬に似ているため「馬頭鯛」とも言われます。
群れを成さないため大量には水揚げされません。孤独な魚です。
白身でもちっとした食感はフレンチではよくポワレやムニエルにして提供します。
また、頭の部分が大きいためとても良いスープが出ます、ガサエビには及びませんが。
ところで、なぜサンピエール(仏:Saint-Pierre)と呼ばれているかと言うと、
イエスキリストの十二使徒、聖ペトロにちなんだ名前です。
サンピエール大聖堂(伊:サンピエトロ)は聖ペテロの意思によって作られました。
ペトロさんはマトウダイから銀貨を取り出し奇跡を起こしたとか。
マトウダイの黒点はペトロの指紋だと言われています。
もちろんペテロさんは漁師だったわけです。
おもしろいですね。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
これは何でしょう
2022年03月24日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
「こういうものもあるよ」とシェフが見せてくれました。
カットした後ですが……、フルーツ人参です。
酒田でも栽培している方がいらっしゃるそうです。
フルーツ人参は基本細めで、甘く、生でも食べられるそうです。
人参くささがないので、人参嫌いなお子様でも美味しく
食べられるよ、と教えてもらいました。
色でそれほど味の差はないようですが、糖度が高く
メロンくらいある、ということでした。
ちなみに庄内は全国有数のメロンの産地です。
庄内砂丘で育つメロンは最高においしいです。
まだ食べたことのない方は、今年の夏にいかがですか。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス
雪の下のキャベツ
2022年03月09日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
冬の間、雪の下でジッとしていたキャベツたちは
熟成されて甘みが増し、とてもおいしいのです。
キャベツと田んぼの人
一皮剥いてひとまわり小さくなります
田んぼのキャベツ畑
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ