「芒種」の庄内
2023年06月06日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日、6月6日は二十四節気の「芒種」です。
稲や麦など穂の出る植物の種を蒔く頃とされています。
稲の穂先にある針のような突起を、芒(のぎ)というそうです。
雨の日が増えて、梅雨がそこまで来ています。
雪解けから新緑、そして初夏へ。
今日は2月19日の「雨水」から今日の「芒種」までを、定点撮影で振り返ってみます。
定点撮影:ケヤキの木
R5年2月19日「雨水」
R5年3月6日「啓蟄」
R5年3月21日「春分」
R5年4月5日「清明」
R5年4月20日「穀雨」
R5年5月6日「立夏」
R5年5月21日「小満」
そして、今日6月6日「芒種」のケヤキの木
定点撮影:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と木
R5年2月19日「雨水」
R5年3月6日「啓蟄」
R5年3月21日「春分」
R5年4月5日「清明」
R5年4月20日「穀雨」
R5年5月6日「立夏」
R5年5月21日「小満」
そして、今日6月6日「芒種」
畑の野菜は大根、この2週間で葉っぱも大きくなりました。
右手前の木はどうやら柿の木のようです。秋が楽しみですね。
今日はとても暑くなりそうです。
水分とほどよい塩分をとって、さわやかな一日をお過ごしください。
ほどよい塩分のある「ガサエビのビスク」をお作りしています。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
「小満」の庄内
2023年05月21日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日は二十四節気の「小満」です。
植物が生い茂り、地上に満ちる時季とされています。
久しぶりに「突然ですが釣果拝見」コーナーです。
このコーナーは、釣りに関してズブの素人の私が、「この時期にこの魚が釣れるんだ」と勉強するために、酒田港内の釣り人の釣果を拝見させていただく、極めて勝手で厚かましいコーナーなのです。
とびしま発着場のすぐ近く、朝7時~9時(撮影時)サバ、アジ 15㎝~20㎝位 7匹
山形市内からいらっしゃったという、ご家族に声を掛けました。
「対岸の方が釣れるらしいけどトイレがないからね」と家族思いのお父さん。
あまり釣果にこだわらないような、「家族4人の岸壁時間」ほっこりした感じがいい感じでした。
お魚を並べてくれて、ありがとうございました。
近くの岸壁を見ると青森県下北半島奥戸漁協のイカ釣り軍団が寄港していました。
気になるマークを発見しました。「久一」! 当社レストラン欅の創業時の支配人の名前も佐藤「久一」と言います。全く関係ないと思いますが・・・
定点撮影:ケヤキの木
緑の葉が一段と勢いを増していました。
解読不明の象形文字?
実は以前何度か登場しました「蓮」の水田なんです。
10㎝位のまだまだ小さい蓮の葉が水面から顔を出していました。
(参考写真)
これは、去年の「蓮」の水田です。8月頃にはこんなことになるのですね。
定点撮影:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と木
上半分雲隠れの鳥海山、田んぼは今日あたりが田植えの追い込みというところでしょうか。
砂丘畑には何やら苗が植えてありました。何が出来るか勝手に楽しみにしています。
堂々としている、かぼちゃの花!
底引き網漁がお休みになる前に
おいしい「ガサエビのビスク」をたくさん仕込んで注文をお待ちしております。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
「立夏」の庄内
2023年05月06日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日は、二十四節気の「立夏」です。
夏の始まり、一年のうちでももっとも過ごしやすい季節です。
昨日までの晴天、少し乾燥していた大地には、ほど良い雨です。
定点撮影1:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と木
鳥海山はやはり見えませんでしたが、手前の木の葉が勢いを増しました。
2週間前の同じ位置からです。
4月20日の「穀雨」からの期間は、特に草花の生命力を感じます。
定点撮影2:ケヤキの木も芽吹き、新緑の季節です。
こちらも2週間前の撮影です。
2週間と言えば八百屋さんが「今年は2週間季節が早い」と言ってました。
小ぶりで柔らかい鶴岡早田地区の孟宗竹も、もうそろそろ終わりだそうです。
例年だと5月25日の鶴岡天神祭り頃まで出回るものらしいです。
「山の幸、海の幸」という事で、今度は酒田港。
ナント言っても酒田港水揚げの「メバル」が元気です。(ウスメバル)
メバルは煮て良し、焼いて良し、揚げて良し、白身で身離れが良くて食べやすい魚です。
プリップリのタコップリ。
水田の準備もOKです。田植えサツキを待つばかりです。
さあ、今日も美味しいビスクをお作り致します。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
「穀雨」の庄内
2023年04月20日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日は、二十四節気の「穀雨」です。
田畑に恵みの雨が降ってくる頃とされていて、農作業がより忙しくなる季節です。
畑はいつでも種まきできる、準備OKですね。
酒田も、今日はとても暖かく初夏の陽気です。
「桜のあとは任せなさい」と言わんばかりに色々な花が一気に咲き誇っています。
定点撮影:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と木(ちょっと欲張っています)
鳥海山は、久しぶりに山頂まできれいに見ることができました。
手前の木にも少し緑(葉・芽?)が付いてきました。
定点撮影:ケヤキの木
朝、地面から草の匂いがしました。
今日の穏やかな海、とても気持ち良く、少ない波がとても白く感じました。
客席のないレストランKEYAKIは、今日も、酒田北港古湊埠頭のクルーズ船歓迎物産展に出店しておりますので、よろしければお越しください。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
「清明」の庄内
2023年04月05日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
今日は、二十四節気の「清明」です。花が咲き、蝶が舞、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹き始める、一年の内でも、最も清らかで明るい希望を感じる季節です。特に今年は桜の開花もとても早く、一気に春本番を迎えているようです。
穏やかな日本海でした。
怪しい人影が
定点撮影1 山頂付近が雲隠れ。長く続いた晴れの日も今日まででしょうか・・・・
桜だけではなく、野の花も一斉に咲き始めました。
4月は酒田にクルーズ船が4回も寄港します。
明日6日、13日、14日、20日の予定です。
寄港歓迎イベントや物産展も開催されます。
当店も「ガサエビのビスク」をカップで販売致します。
是非、酒田北港古湊ふ頭にお立ち寄りくださ。
定点撮影2 ケヤキの木「そろそろ、ひと雨ほしい」とおっしゃっていました。
客席のないレストラン
支配人
「春分の日」の庄内
2023年03月21日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
今日は、二十四節気で祝日でもある「春分の日」です。
皆さんご存じの通り「昼と夜の長さが同じ長さになる日」という事ですが、その他にも「自然を称え、将来のために努力する日」という意味も込められた日なんだそうです。
定点撮影:午前、風もなく穏やかな鳥海山と庄内平野でした。
定点撮影:ケヤキの木、2週間前の「啓蟄」から比べると、枝先のその先を良く見ると細枝がほんの少し膨らんできたように見えます。
ちょっと、魚屋さんに寄ってみました。
冷凍さばたちが、回答を求めて解凍していました。
ニシバイ貝です。
「レストラン欅」の時代、ブルギニオンにしてお出ししていました。(ブルゴーニュ風:にんにく、パセリを混ぜ込んだバータを使う)
左側がホンカサゴ、右側の一回り大きのがオニカザゴです。鋭いとげは厄介ですがその分美味しい魚です。
突然ですが、ナインと監督さん分のペッパーミルを10個集めて、私たちも侍ジャパンを応援しています。
「がんばれニッポン」
客席のないレストランKEYAKI
支配人
「啓蟄」の庄内
2023年03月06日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日からは、二十四節気の「啓蟄」(けいちつ)です。
啓=開く 蟄=虫などが土中に隠れ閉じこもる という意味だそうです。
そろそろ、虫たちも動き出す季節。
そろそろ、農作業も始まる季節なんですね。
市場では冬の魚から春の魚へ移り変わる楽しい季節です。
寒鱈はまだまだ脂がのっています。
地物のアンコウ。どっしり存在感十分!
やっぱり目が合ってしまった、金目鯛です。
青空に映える消え忘れの「灯」?
定点撮影「ケヤキの木」
太陽の光を思いっきり吸収しているようです。
風もなく北庄内の海は静かでした。
定点撮影シリーズ「鳥海山と庄内平野」
雪の白さがまぶしいくらい最高の天気です。
前回の「雨水」から1年間ここで撮影しようと思います。北端の庄内平野の他にも手前の砂丘畑や木々が、どんな移ろいになるか楽しみです。
ご卒業、ご入学、ご就職と慌ただしい季節です。エビのスープでホット一息つきませんか。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
「雨水」の庄内
2023年02月19日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日は二十四節気の「雨水」です。
降る雪が雨へと変わり雪解けが始まる頃とされています。酒田の天気もやはり「雨」です。
山に積もった雪もゆっくり解け出し田畑を潤し、昔から、雨水は農耕作業を始める時期の目安とされてきたようです。
このブログで庄内地方の二十四節気をお伝えして、今日の雨水から2年目に入ります。
二十四節気、「その日の庄内」にこだわり、風景、現象、色、文化など、私目線で感じた風物詩をお届けしたいと思います。どうかサラッと見てみて下さい。
山居倉庫の敷地内にある東宮殿下行啓記念館です。ツタが建物を包むようにへばりついています。
新芽の春から秋の紅葉まで、ここも季節の色を楽しめるポイントです。定点撮影でお届けしようと密かに思っています。お楽しみに。
今日の海はつかの間の凪でした。
2年目に入り、前回までの「鳥海山とケヤキの木」の定点撮影は場所を変えて、もう少し北上した遊佐町からの「鳥海山と庄内平野」を二十四節気毎に同じ場所から撮影してみたいと思います。
もちろん、あのケヤキの木も忘れてはいません。今年はもっと、近くから追いかけます。
酒田港の市場で元気なのは「マフグ」でした。この季節のフグはフグなりに油がのってそう。
ズワイガニも入っていました。(新潟水揚げ)
THE HARAPPA・・・・・
この季節は中間色の世界。野菜の色が一段と鮮やかに感じます。
海老も鮮やかですね。
私達、客席のないレストランKEYAKIは、唯一の商品「ガサエビのビスク」の販売を始めてからおかげさまで1年となりました。
今後も、ガサエビのおいしさをお届けするために、これからも心を込めてお作りしてまいります。
オープン1周年に添えて
客席のないレストランKEYAKI
支配人
「立春」の鳥海山
2023年02月04日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
本日2月4日は、二十四節気の「立春」です。
旧暦では、一年の始まりは立春からと考えられていました。
そのため、前日の節分や八十八夜など、季節の節目の行事は立春を起点に定められています。
庄内ではまだまだですが、縦に長い日本列島、梅の花が咲き始め徐々に暖かくなり、春の兆しがところどころでみられるようになる頃です。
ところで、ここ庄内の季節の移ろいを二十四節気に載せて、昨年の「雨水」から発信し始めて、今回の「立春」で24回目になり、おかげさまで1周年になります。
そこで、1年を通して同じ場所で撮り続けた、「鳥海山とケヤキの木」の定点撮影をまとめてみましたのでご覧ください。
せっかくなので勝手ながら、「自由研究」にしてみました。
次回2月19日の「雨水」から2年目に入ります。お楽しみに。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
ガサエビのビスク・・・おかげさまで、とっても美味しく仕上がっています。
ご注文をお待ち申し上げております。
「大寒」の北庄内
2023年01月20日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日、1月20日は二十四節気の一つ「大寒」です。
一つ前の二十四節気「小寒」と合わせて「大寒」が終わる「寒明け」までの約30日間を「寒の内(うち)」と言います。「寒の内」は、一年の中でもっとも寒さの厳しい季節です。
今日の山形県酒田市内は、雪のない「大寒」です。昨年の今頃は大雪だったような気がします。
市役所7Fからの北方向
同じく市役所7Fから西北西方向、日本海が左奥に見えます。
どんより天気で気分が沈み気味。どこかに「色」がないかと探してみました。
ありました!人参、孟宗竹、ピーマンの千切り、イタリアンカラーで今日も元気に行きましょう!
木耳も艶々です。
・・・・あまり意味はありませんが。
いつものところからの鳥海山とケヤキの木です。
案の定、厚い雲に覆われて全く見えません。
この二十四節気シリーズ4回連続ほぼ鳥海山が見えなく残念です、が、今回は特別、ルール破りではありますが、前日のあまりの天気の良さに美しい鳥海山を撮っておきました、あわせてご覧ください。
昨日 1月19日(木)撮影
冬の、沁みる日本海です。
そして、次の二十四節気はもう「立春」なんですね。前日2月3日は豆まき「節分」です。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
「小寒」の北庄内
2023年01月06日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日、1月6日は二十四節気のひとつ「小寒」です、寒さがますます厳しくなる頃です。
小寒から大寒の期間には、「寒の入り」や「寒中水泳」や「寒稽古」など、おなじみのことばがたくさんあります。一年中でもっとも寒い時期です。
明日、7日は七草粥を食べて無病息災を願う「七草」です。春の七草のセリ、ナズナ(ぺんぺん草)、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)は、この時期にみずみずしく育ちます。
強い風! 冬らしい日本海でした。
新年1月5日が仕事始めの魚市場。
すいません、ちょっと遅刻してしまい静かな市場です。
地物の他にも東北一円から新鮮な魚が運ばれていました。
巡視船にも門松が!
日の丸の旗が厳しい日本海の風を物語っていました。
いつもの場所からの鳥海山とケヤキの木
案の定、見えません。ケヤキも寒そう。
釣果拝見!
「コハダあたりが釣れるはずなんですが‥‥」とおっしゃってましたが、残念ながら坊主のようでした。
もう少しお正月気分でいいですよね。
皆様から「ビスクおいしかったよ」とお声を頂きとても嬉しく思います。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
「冬至」の庄内
2022年12月22日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
今日は、今年最後の二十四節気「冬至」です。
「夏至」と並んで二十四節気の中でも比較的なじみのある節気かと思います。
一年の中でも一番夜が長く昼が短い日です。
太陽が最も南に見える日です。
かぼちゃや小豆粥を食べたり、柚子湯に入ったり。昔からの風習を大切に過ごしたいですね。
風邪をひかないように柚子湯に入って体を温めましょう。
庄内沖で獲れる県産ズワイガニの「庄内北前ガニ」をシェフが湯がいていました。さすがに立派な形でした。
いつものところからの鳥海山とケヤキの木(定点撮影)
鳥海山は裾野のあたりが薄っすらと見えました。
ケヤキの木には地元の高校生のボランティア協力もあって、地面にも「こも」が敷かれてありました。
今日は雨降りで昨日までの雪かすっかり解けました。
明日からまた冬型の気圧配置とのことです。
ガサエビのスープであったかーくお過ごし下さい。
客席のないレストランKEYAKI
支配人