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「穀雨」の庄内

2023年04月20日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

今日は、二十四節気の「穀雨」です。
田畑に恵みの雨が降ってくる頃とされていて、農作業がより忙しくなる季節です。
畑はいつでも種まきできる、準備OKですね。

酒田も、今日はとても暖かく初夏の陽気です。
「桜のあとは任せなさい」と言わんばかりに色々な花が一気に咲き誇っています。

定点撮影:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と木(ちょっと欲張っています)
鳥海山は、久しぶりに山頂まできれいに見ることができました。
手前の木にも少し緑(葉・芽?)が付いてきました。

定点撮影:ケヤキの木
朝、地面から草の匂いがしました。

今日の穏やかな海、とても気持ち良く、少ない波がとても白く感じました。

客席のないレストランKEYAKIは、今日も、酒田北港古湊埠頭のクルーズ船歓迎物産展に出店しておりますので、よろしければお越しください。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

「清明」の庄内

2023年04月05日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は、二十四節気の「清明」です。花が咲き、蝶が舞、空は青く澄み渡り、爽やかな風が吹き始める、一年の内でも、最も清らかで明るい希望を感じる季節です。特に今年は桜の開花もとても早く、一気に春本番を迎えているようです。

穏やかな日本海でした。

怪しい人影が

定点撮影1 山頂付近が雲隠れ。長く続いた晴れの日も今日まででしょうか・・・・

桜だけではなく、野の花も一斉に咲き始めました。

4月は酒田にクルーズ船が4回も寄港します。
明日6日、13日、14日、20日の予定です。
寄港歓迎イベントや物産展も開催されます。
当店も「ガサエビのビスク」をカップで販売致します。
是非、酒田北港古湊ふ頭にお立ち寄りくださ。

定点撮影2 ケヤキの木「そろそろ、ひと雨ほしい」とおっしゃっていました。

客席のないレストラン
支配人

「春分の日」の庄内

2023年03月21日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は、二十四節気で祝日でもある「春分の日」です。
皆さんご存じの通り「昼と夜の長さが同じ長さになる日」という事ですが、その他にも「自然を称え、将来のために努力する日」という意味も込められた日なんだそうです。

定点撮影:午前、風もなく穏やかな鳥海山と庄内平野でした。

定点撮影:ケヤキの木、2週間前の「啓蟄」から比べると、枝先のその先を良く見ると細枝がほんの少し膨らんできたように見えます。

ちょっと、魚屋さんに寄ってみました。
冷凍さばたちが、回答を求めて解凍していました。

ニシバイ貝です。
「レストラン欅」の時代、ブルギニオンにしてお出ししていました。(ブルゴーニュ風:にんにく、パセリを混ぜ込んだバータを使う)

左側がホンカサゴ、右側の一回り大きのがオニカザゴです。鋭いとげは厄介ですがその分美味しい魚です。

 

突然ですが、ナインと監督さん分のペッパーミルを10個集めて、私たちも侍ジャパンを応援しています。
「がんばれニッポン」

客席のないレストランKEYAKI
支配人

 

「啓蟄」の庄内

2023年03月06日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

今日からは、二十四節気の「啓蟄」(けいちつ)です。
啓=開く 蟄=虫などが土中に隠れ閉じこもる という意味だそうです。
そろそろ、虫たちも動き出す季節。
そろそろ、農作業も始まる季節なんですね。

市場では冬の魚から春の魚へ移り変わる楽しい季節です。
寒鱈はまだまだ脂がのっています。

地物のアンコウ。どっしり存在感十分!

やっぱり目が合ってしまった、金目鯛です。

 

青空に映える消え忘れの「灯」?

定点撮影「ケヤキの木」
太陽の光を思いっきり吸収しているようです。

風もなく北庄内の海は静かでした。

定点撮影シリーズ「鳥海山と庄内平野」
雪の白さがまぶしいくらい最高の天気です。
前回の「雨水」から1年間ここで撮影しようと思います。北端の庄内平野の他にも手前の砂丘畑や木々が、どんな移ろいになるか楽しみです。

ご卒業、ご入学、ご就職と慌ただしい季節です。エビのスープでホット一息つきませんか。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

 

 

 

 

 

 

 

 

「雨水」の庄内

2023年02月19日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の「雨水」です。

降る雪が雨へと変わり雪解けが始まる頃とされています。酒田の天気もやはり「雨」です。
山に積もった雪もゆっくり解け出し田畑を潤し、昔から、雨水は農耕作業を始める時期の目安とされてきたようです。

このブログで庄内地方の二十四節気をお伝えして、今日の雨水から2年目に入ります。
二十四節気、「その日の庄内」にこだわり、風景、現象、色、文化など、私目線で感じた風物詩をお届けしたいと思います。どうかサラッと見てみて下さい。

山居倉庫の敷地内にある東宮殿下行啓記念館です。ツタが建物を包むようにへばりついています。
新芽の春から秋の紅葉まで、ここも季節の色を楽しめるポイントです。定点撮影でお届けしようと密かに思っています。お楽しみに。

今日の海はつかの間の凪でした。

2年目に入り、前回までの「鳥海山とケヤキの木」の定点撮影は場所を変えて、もう少し北上した遊佐町からの「鳥海山と庄内平野」を二十四節気毎に同じ場所から撮影してみたいと思います。

 

もちろん、あのケヤキの木も忘れてはいません。今年はもっと、近くから追いかけます。

酒田港の市場で元気なのは「マフグ」でした。この季節のフグはフグなりに油がのってそう。

ズワイガニも入っていました。(新潟水揚げ)

THE HARAPPA・・・・・

この季節は中間色の世界。野菜の色が一段と鮮やかに感じます。

海老も鮮やかですね。

私達、客席のないレストランKEYAKIは、唯一の商品「ガサエビのビスク」の販売を始めてからおかげさまで1年となりました。
今後も、ガサエビのおいしさをお届けするために、これからも心を込めてお作りしてまいります。

 

オープン1周年に添えて
客席のないレストランKEYAKI
支配人

 

 

 

 

「立春」の鳥海山

2023年02月04日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

本日2月4日は、二十四節気の「立春」です。
旧暦では、一年の始まりは立春からと考えられていました。
そのため、前日の節分や八十八夜など、季節の節目の行事は立春を起点に定められています。
庄内ではまだまだですが、縦に長い日本列島、梅の花が咲き始め徐々に暖かくなり、春の兆しがところどころでみられるようになる頃です。

ところで、ここ庄内の季節の移ろいを二十四節気に載せて、昨年の「雨水」から発信し始めて、今回の「立春」で24回目になり、おかげさまで1周年になります。
そこで、1年を通して同じ場所で撮り続けた、「鳥海山とケヤキの木」の定点撮影をまとめてみましたのでご覧ください。

 

せっかくなので勝手ながら、「自由研究」にしてみました。

次回2月19日の「雨水」から2年目に入ります。お楽しみに。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

ガサエビのビスク・・・おかげさまで、とっても美味しく仕上がっています。
ご注文をお待ち申し上げております。

「大寒」の北庄内

2023年01月20日

ようこそ客席のないレストランKEYAKI

今日、1月20日は二十四節気の一つ「大寒」です。
一つ前の二十四節気「小寒」と合わせて「大寒」が終わる「寒明け」までの約30日間を「寒の内(うち)」と言います。「寒の内」は、一年の中でもっとも寒さの厳しい季節です。

今日の山形県酒田市内は、雪のない「大寒」です。昨年の今頃は大雪だったような気がします。
市役所7Fからの北方向

同じく市役所7Fから西北西方向、日本海が左奥に見えます。

どんより天気で気分が沈み気味。どこかに「色」がないかと探してみました。
ありました!人参、孟宗竹、ピーマンの千切り、イタリアンカラーで今日も元気に行きましょう!

木耳も艶々です。
・・・・あまり意味はありませんが。

いつものところからの鳥海山とケヤキの木です。
案の定、厚い雲に覆われて全く見えません。
この二十四節気シリーズ4回連続ほぼ鳥海山が見えなく残念です、が、今回は特別、ルール破りではありますが、前日のあまりの天気の良さに美しい鳥海山を撮っておきました、あわせてご覧ください。

昨日 1月19日(木)撮影

冬の、沁みる日本海です。

そして、次の二十四節気はもう「立春」なんですね。前日23日は豆まき「節分」です。

客席のないレストランKEYAKI
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「小寒」の北庄内

2023年01月06日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

今日、1月6日は二十四節気のひとつ「小寒」です、寒さがますます厳しくなる頃です。
小寒から大寒の期間には、「寒の入り」や「寒中水泳」や「寒稽古」など、おなじみのことばがたくさんあります。一年中でもっとも寒い時期です。

明日、7日は七草粥を食べて無病息災を願う「七草」です。春の七草のセリ、ナズナ(ぺんぺん草)、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ(カブ)、スズシロ(ダイコン)は、この時期にみずみずしく育ちます。

強い風! 冬らしい日本海でした。

 

新年1月5日が仕事始めの魚市場。
すいません、ちょっと遅刻してしまい静かな市場です。

地物の他にも東北一円から新鮮な魚が運ばれていました。

 

巡視船にも門松が!

日の丸の旗が厳しい日本海の風を物語っていました。

   

いつもの場所からの鳥海山とケヤキの木
案の定、見えません。ケヤキも寒そう。

釣果拝見!
「コハダあたりが釣れるはずなんですが‥‥」とおっしゃってましたが、残念ながら坊主のようでした。

もう少しお正月気分でいいですよね。

皆様から「ビスクおいしかったよ」とお声を頂きとても嬉しく思います。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

「冬至」の庄内

2022年12月22日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は、今年最後の二十四節気「冬至」です。
「夏至」と並んで二十四節気の中でも比較的なじみのある節気かと思います。
一年の中でも一番夜が長く昼が短い日です。
太陽が最も南に見える日です。
かぼちゃや小豆粥を食べたり、柚子湯に入ったり。昔からの風習を大切に過ごしたいですね。
風邪をひかないように柚子湯に入って体を温めましょう。

庄内沖で獲れる県産ズワイガニの「庄内北前ガニ」をシェフが湯がいていました。さすがに立派な形でした。

いつものところからの鳥海山とケヤキの木(定点撮影)
鳥海山は裾野のあたりが薄っすらと見えました。
ケヤキの木には地元の高校生のボランティア協力もあって、地面にも「こも」が敷かれてありました。
今日は雨降りで昨日までの雪かすっかり解けました。

明日からまた冬型の気圧配置とのことです。
ガサエビのスープであったかーくお過ごし下さい。

客席のないレストランKEYAKI
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「大雪」の庄内

2022年12月07日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の一つ大雪(たいせつ)です。
季節は本格的な冬が到来するころ。山々は雪に覆われ、平野には雪が積もります。
門松の松のセリが始まったり、新しい年の準備をはじめる「正月事始め」もこの時期から行われます。

定点撮影、鳥海山とケヤキの木です。残念ながら鳥海山は完全に分厚い雲に隠れていました。

酒田の本港界隈を散策してみました。

海は時化(しけ)のため、岸壁にはいつもより多くの船が停泊していました。
漁師さん達、つかの間のお休みでしょうか。

 

突然ですが 新コーナー「良かったら釣果拝見させていただけますか」
寒さにも負けない岸壁の釣り人さん達に「今、何が釣れるのですか」と聞いてみました。
聞いている間にも釣れました。楽しそう!


サビキで、イワシとコハダが釣れているそうです。

突然始まったこのコーナーは、せっかく海(港)の近くに住んでいるのに釣りに関してはズブの素人の私。
市場での季節魚は少々詳しいつもりですが、岸壁でいつ頃何が釣れているのかは、恥ずかしながら全く知りません。
そこで、岸壁の釣り人さん達の釣果を見せてもらって勉強させて頂こうと思います。
誠に勝手なこのコーナーにお付き合いください。


写真の細い方がイワシです。なかなかの大漁なのではないでしょうか。
撮影させていただいた釣り人さん、ありがとうございました。

 

ヨットハーバーはもうすっかり冬支度。
寒くて身を寄せ合っているようでした。
 
陸揚げされて春を待っています。

客席のないレストランKEYAKIでは、今日もおいしいガサエビのスープをシェフが心を込めて仕込んでおります。
どうぞ、お歳暮やクリスマスの食卓にご利用ください。

客席のないレストランKEYAKI
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「小雪」の庄内

2022年11月22日



ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は、二十四節気の「小雪」(しょうせつ)です。陽射しが弱くなり紅葉が散り始める頃。
雪が降り始めても積もるほど降らないことから、小雪(消雪?)と言われるそうです。

いつもの場所からの鳥海山とケヤキの木です。
お気付きでしょうか、ケヤキの木には「こも巻き」が施されていました。

「こも巻き」=樹木の腹巻?防寒対策にしては中途半端な範囲ですよね。ちょっと調べてみました。
この巻かれた藁の中には、害虫たちが寒さをしのぎに入ってきます。そして春になって虫たちが活動し始める直前に藁をはずし、藁ごと焼くことで害虫の駆除を行う、伝統的な知恵だったんですね。

定点撮影「あるビルの壁」
暖かった今年の秋も立冬からのこの半月はとても寒い日もありました。
葉っぱは急に色付き、枯れ落ちていました。

葉が枯れ落ちてみると、壁にはつると実が残っていました。

   

稲の切株に名前はあるのだろうか。ちょっと調べてみました。稲株(イネカブ)、稲茎(イネクキ)、稲株姉(イネカブアネコ)、と言うそうです。
ちなみに、切株から生えてきた青い稲の芽を「孫生え(ひこばえ)」というそうです。そのまま育てたらまた米が出来るのでしょうかね。

今日の日本海は少々荒れていました。
荒れた後は魚たちが活気付きます。
次の凪が楽しみです。

晩愁の色彩です。

  

今日、札幌では小雪が舞い始めているということでした。

あったかいスープを飲みながらワールドカップを応援します。

客席のないレストランKEYAKI
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「立冬」の庄内

2022年11月07日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

今日、11月7日は二十四節気の「立冬」です。もう冬なんですね。
「冬が立つ」と書く「立冬」は、冬の始まりを示しています。「立」の字には“新しい季節になる”という意味があり、立春、立夏、立秋と並んで、季節の大きな節目です。立冬から2月初旬の立春の前日までが、暦のうえでの「冬」になります。

実はこの写真は昨日(11月6日)の夕焼けです。
まるで絵画のような空、明日は「立冬」。
「そろそろ冬が来ますよ」と雲が言っているようでした。

定点撮影1:鳥海山とケヤキの木
雪が大分下まで降りてきました。

ふもとのパン屋さんに行ったついでに、藤色のグラデーションを堪能しました。

 

街は色の収穫祭です。楽しいですね!
テーマ:「街の彩カット集」

定点撮影2:あるビルの壁
大分色ずいてきましたね。

  

「立冬」の日本海は穏やかでした。飛島も静かに浮かんでいました。

 

「そろそろタイヤ交換しなきゃね」
庄内地方のドライバーは、皆さん気になっているところです。

寒さが厳しくなってきますので、ガサエビのビスクであったかくお過ごしください。

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支配人

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