「冬至」の庄内
2022年12月22日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
今日は、今年最後の二十四節気「冬至」です。
「夏至」と並んで二十四節気の中でも比較的なじみのある節気かと思います。
一年の中でも一番夜が長く昼が短い日です。
太陽が最も南に見える日です。
かぼちゃや小豆粥を食べたり、柚子湯に入ったり。昔からの風習を大切に過ごしたいですね。
風邪をひかないように柚子湯に入って体を温めましょう。
庄内沖で獲れる県産ズワイガニの「庄内北前ガニ」をシェフが湯がいていました。さすがに立派な形でした。
いつものところからの鳥海山とケヤキの木(定点撮影)
鳥海山は裾野のあたりが薄っすらと見えました。
ケヤキの木には地元の高校生のボランティア協力もあって、地面にも「こも」が敷かれてありました。
今日は雨降りで昨日までの雪かすっかり解けました。
明日からまた冬型の気圧配置とのことです。
ガサエビのスープであったかーくお過ごし下さい。
客席のないレストランKEYAKI
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「大雪」の庄内
2022年12月07日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
今日は二十四節気の一つ大雪(たいせつ)です。
季節は本格的な冬が到来するころ。山々は雪に覆われ、平野には雪が積もります。
門松の松のセリが始まったり、新しい年の準備をはじめる「正月事始め」もこの時期から行われます。
定点撮影、鳥海山とケヤキの木です。残念ながら鳥海山は完全に分厚い雲に隠れていました。
酒田の本港界隈を散策してみました。
海は時化(しけ)のため、岸壁にはいつもより多くの船が停泊していました。
漁師さん達、つかの間のお休みでしょうか。
突然ですが 新コーナー「良かったら釣果拝見させていただけますか」
寒さにも負けない岸壁の釣り人さん達に「今、何が釣れるのですか」と聞いてみました。
聞いている間にも釣れました。楽しそう!
サビキで、イワシとコハダが釣れているそうです。
突然始まったこのコーナーは、せっかく海(港)の近くに住んでいるのに釣りに関してはズブの素人の私。
市場での季節魚は少々詳しいつもりですが、岸壁でいつ頃何が釣れているのかは、恥ずかしながら全く知りません。
そこで、岸壁の釣り人さん達の釣果を見せてもらって勉強させて頂こうと思います。
誠に勝手なこのコーナーにお付き合いください。
写真の細い方がイワシです。なかなかの大漁なのではないでしょうか。
撮影させていただいた釣り人さん、ありがとうございました。
ヨットハーバーはもうすっかり冬支度。
寒くて身を寄せ合っているようでした。
陸揚げされて春を待っています。
客席のないレストランKEYAKIでは、今日もおいしいガサエビのスープをシェフが心を込めて仕込んでおります。
どうぞ、お歳暮やクリスマスの食卓にご利用ください。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
「小雪」の庄内
2022年11月22日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
今日は、二十四節気の「小雪」(しょうせつ)です。陽射しが弱くなり紅葉が散り始める頃。
雪が降り始めても積もるほど降らないことから、小雪(消雪?)と言われるそうです。
いつもの場所からの鳥海山とケヤキの木です。
お気付きでしょうか、ケヤキの木には「こも巻き」が施されていました。
「こも巻き」=樹木の腹巻?防寒対策にしては中途半端な範囲ですよね。ちょっと調べてみました。
この巻かれた藁の中には、害虫たちが寒さをしのぎに入ってきます。そして春になって虫たちが活動し始める直前に藁をはずし、藁ごと焼くことで害虫の駆除を行う、伝統的な知恵だったんですね。
定点撮影「あるビルの壁」
暖かった今年の秋も立冬からのこの半月はとても寒い日もありました。
葉っぱは急に色付き、枯れ落ちていました。
葉が枯れ落ちてみると、壁にはつると実が残っていました。
稲の切株に名前はあるのだろうか。ちょっと調べてみました。稲株(イネカブ)、稲茎(イネクキ)、稲株姉(イネカブアネコ)、と言うそうです。
ちなみに、切株から生えてきた青い稲の芽を「孫生え(ひこばえ)」というそうです。そのまま育てたらまた米が出来るのでしょうかね。
今日の日本海は少々荒れていました。
荒れた後は魚たちが活気付きます。
次の凪が楽しみです。
晩愁の色彩です。
今日、札幌では小雪が舞い始めているということでした。
あったかいスープを飲みながらワールドカップを応援します。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
「立冬」の庄内
2022年11月07日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日、11月7日は二十四節気の「立冬」です。もう冬なんですね。
「冬が立つ」と書く「立冬」は、冬の始まりを示しています。「立」の字には“新しい季節になる”という意味があり、立春、立夏、立秋と並んで、季節の大きな節目です。立冬から2月初旬の立春の前日までが、暦のうえでの「冬」になります。
実はこの写真は昨日(11月6日)の夕焼けです。
まるで絵画のような空、明日は「立冬」。
「そろそろ冬が来ますよ」と雲が言っているようでした。
定点撮影1:鳥海山とケヤキの木
雪が大分下まで降りてきました。
ふもとのパン屋さんに行ったついでに、藤色のグラデーションを堪能しました。
街は色の収穫祭です。楽しいですね!
テーマ:「街の彩カット集」
定点撮影2:あるビルの壁
大分色ずいてきましたね。
「立冬」の日本海は穏やかでした。飛島も静かに浮かんでいました。
「そろそろタイヤ交換しなきゃね」
庄内地方のドライバーは、皆さん気になっているところです。
寒さが厳しくなってきますので、ガサエビのビスクであったかくお過ごしください。
客席のないレストランKEYAKI
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霜降の庄内
2022年10月23日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日は二十四節気のひとつ、「霜降」(そうこう)です。
秋も深まり朝晩の冷え込みが増し、霜が降り始める頃です。
いつもの場所からの鳥海山とケヤキの木。
雲に隠れた鳥海山の東側の稜線がかすかに見えました。
ケヤキの木ももうすっかり晩秋色です。
どんよりした日には、鮮やかな黄色が輝いて見えました。
いつものビルの壁。(定点撮影2)
気温差で、葉一枚一枚の深みが増してきました。
ところで、今日は黒森歌舞伎特別公演でした。(今年2月の公演が中止のため)
今年の演目は「本朝廿四孝」(ほんちょうにじゅうしこう)。廿四孝と二十四節気、「24」が共通しているので気になって少し調べてみました。
「本朝廿四孝」は、武田信玄と上杉謙信の争い、齋藤道三の陰謀、諏訪湖の白狐伝説などに中国二十四説孝を織り交ぜた複雑な物語です。
その中の二十四設孝とは、中国古来の代表的な孝子24人の伝記と詩を書いた教訓書の事を言うそうです。
という事で、二十四節気との共通点と言えば中国由来という点になりますね。
柿たわわ。柔らか派ですか? 固め派ですか?
短い秋、冬はそこまで来ています。
あったかーい ガサエビのビスクをどうぞ。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
寒露の庄内
2022年10月08日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日は、二十四節気のひとつ「寒露」です。
寒露とは、草木に冷たい露が降りる時期という意味で、この時期になると朝晩はぐっと冷え込むようになります。
10月5日に初冠雪になった鳥海山と少し紅葉掛かったケヤキの木です。
澄んだ空気に雲が元気。寒かった昨日とは打って変わって、心地良い暖かさです。
朝9時半、最上川河川敷では一足先にいも煮会の幹事さんが準備中。
いよいよ庄内柿の収穫もこれから。楽しみですね。
あるビルの壁。少し寒かった日があったにもかかわらず、2週間前とあまり変わらない色を保っていました。
カエルとオットセイが遠い青空を見つめ続けていました。
先日ハチミツでお世話になった友人から「秋の収穫祭」が届きました!嬉しかったです。
食欲の秋、読書の秋、皆さんにとっての「秋」は?
客席のないレストランKEYAKI
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秋分の庄内
2022年09月23日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
今日23日は「秋分の日」二十四節気の「秋分」
春分と同じように、太陽が真東から昇り真西に沈む、昼と夜の長さが同じになる日です。
秋分の日を中心とした一週間が秋のお彼岸です。これからしだいに秋が深まっていきますね。
祝日の今日は市場はお休みですが、サザエの刺身を作っている魚屋さんに声をかけてみました。白身の上に赤身の部位をのせて仕上げるそうです。
いつもの場所から鳥海山とケヤキの木。どんよりと山頂付近が雲に隠れていました。
田植えの時期から二十四節気度に毎回撮影してきました田んぼの稲達、もうすっかり刈られて旅立っていました。少し寂しですかね。
あるビルの壁、名前は分かりませんがつる植物。これから色ずく秋を定点撮影で追いかけようと思います。ご期待ください。
市場にて。桜鯛とマハタが光っていました。
巡視艇べにばな近くのハマナス。君は夏に取り残されってしまったのか。
「暑さ寒さも彼岸まで」と申します。
冷房も暖房も不要な期間は本当に短いものですね。
季節の変わり目、皆様お体をご自愛下さい。
秋分の日によせて
客席のないレストランKEYAKI
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白露の庄内
2022年09月08日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日は二十四節気の「白露」です。
夜中に大気が冷え、草花や木に朝露が降り始める頃。
降りた露は光り、白い粒のように見えます。日中の暑さも和らぎはじめ、だんだんと秋の気配が深まっていきます。
いつもの角度、午前中の鳥海山とケヤキの木です。
ケヤキの木、いくらか秋色を感じました。
秋色と言えば。
コリンキー(南瓜種)の千切りはサラダを色鮮やかに仕上げてくれます。
定点カメラ稲作状況。
幸い、強風にも耐え凛としています。社会人になって仕事にも遊びにも、大いに楽しんでいるかのようです。
秋の台風が心配です、もう少しの間頑張ってほしい。
秋の色Ⅱ
9月、底引き網漁が解禁して港に活気が戻ってきました。良質の海老もどんどん入ってきます。
美味しいビスクをお作りしてご注文をお待ち申し上げております。
令和4年「白露」
客席のないレストランKEYAKI
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「処暑」の庄内
2022年08月23日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日は二十四節気の「処暑」です。
厳しい暑さも峠を越し、朝夕には涼しい風が心地よく虫の声が聞こえてきます。
穀物が実り始めますが、同時に台風の季節でもあります。
穏やかな日本海、雲が少し怖いです。
定点撮影たんぼ編
この2週間の間に稲穂は少しずつ頭を垂れてきました。もうすっかり成人してフレッシュマンといったところでしょうか。
定点カメラ鳥海山とケヤキの木
裾野からどんより雲に覆われ、まるで何もなかったかのようです。
岸壁に咲く花はたくましく感じました。
石炭運搬船。荷を下ろすと船が浮いて全形が良く見えます。少し休憩中のようですね。
どこかで見たことがあるような?・・・
そうです、長崎の特産果物、びわに見えました。・・・見えませんか?少し無理がありますか?
いよいよ9月から底引き網漁が始まります。今シーズンも良質のガサエビを期待しています。おいしいビスクを仕込むためにシェフも待っています。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
「立秋」の庄内
2022年08月07日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日は二十四節気のひとつ「立秋」です。
夏が極まり秋の気配が立ち始める日とされています。
今日からは、暑中見舞いではなく、残暑見舞いとなりますね。
早朝は激しい雨でした。先日の大雨で最上川上流から中流域で被害にあわれた方々には、心からお見舞い申し上げます。
一瞬の晴れ間。稲たちは想像以上に成長していました。さながら高校生活で部活を楽しんでいるようにイキイキしています。
そういえば、今日は甲子園に山形県代表も出場します。頑張ってほしいですね!
立秋、「実りの秋」、よく見ると稲に実が付いてました。前回の「大暑の日7月23日」には気づきませんでした。
午後、いつもの場所からの撮影。鳥海山は雲隠れ。
ケヤキの木の緑もすっかり深くなりました。
今日からの暑さは「残暑」というのですね。
そういえば、ここ2、3日夕暮れの風が心地よく感じます。
夏の疲れが出る頃です、皆様、お身体に気を付けてお過ごしください。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
「大暑」の北庄内
2022年07月23日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
今日は二十四節気の「大暑」です。
8月8日の「立秋」まで期間は、一年中で一番気温が高い時期です。
農家の皆さんにとっては田の草取りや害虫駆除など暑い中での作業がつらい時期でもありますね。
天候にも恵まれて順調に成長しているようです、中学校入学といったところでしょうか。
(定点撮影で、苗から収穫までお伝えします。)
今日は、ちなみに土用の丑の日でもあります。
定番の「ウナギ」を召し上がるご家庭が多いと思いますが、
夏バテ防止に「ガサエビのビスク」はいかがでしょうか。
どんより雲隠れの鳥海山、とても遠く感じました。(定点撮影:大暑)
蓮の群生、圧倒されました!
蓮の葉に溜まる朝露。
やさしい風に揺れる葉っぱ、ガラスのおはじきで遊んでいるよう。(詩人:支配人)
静かに「お盆」を待っているようです。
酒田北港。土曜日の朝、家族で釣りですね。
釣果は、鱚、キス、きす。クーラーボックスから出してくれました。ありがとうございました。
北庄内はどんより曇り空の大暑の日、風はなく、風車も一休みでした。
疲れた体に、水分と、ビスクを。
暑中お見舞い申し上げます。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
「小暑」の庄内
2022年07月07日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
今日7月7日は二十四節気の「小暑」です。
「夏至」と「大暑」の中間です。
「梅雨明けが近くなり蝉の声聞こえ始めて、
まさに夏の訪れを感じられる頃。」というところですが
今年の短い梅雨は既に明けて暑く、もう夏本番「中暑」くらいの勢いですね。
ちなみに暑中見舞いは小暑後の梅雨明けから立秋(今年は8月8日)頃までに
出したほうが良いそうです。
稲たちも急成長。小学校高学年といったところでしょうか。
「蓮陰で涼もうっと」蓮の群生、見事です。・・・よろしければ、当ブログ テーブルナフキンの折り方教室「蓮」もご覧ください。
「ケヤキ」って、ニレ科だったんですね!
いつもの場所から鳥海山とケヤキの木です。中央にあった土の山、なくなりました。何やら工事が始まりそうです。
今年のお中元は「ガサエビのビスクは」いかがですか?
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