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霜降の庄内

2022年10月23日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気のひとつ、「霜降」(そうこう)です。
秋も深まり朝晩の冷え込みが増し、霜が降り始める頃です。

いつもの場所からの鳥海山とケヤキの木。
雲に隠れた鳥海山の東側の稜線がかすかに見えました。
ケヤキの木ももうすっかり晩秋色です。

 

どんよりした日には、鮮やかな黄色が輝いて見えました。

 

いつものビルの壁。(定点撮影2)
気温差で、葉一枚一枚の深みが増してきました。

 

ところで、今日は黒森歌舞伎特別公演でした。(今年2月の公演が中止のため)
今年の演目は「本朝廿四孝」(ほんちょうにじゅうしこう)。廿四孝と二十四節気、「24」が共通しているので気になって少し調べてみました。
「本朝廿四孝」は、武田信玄と上杉謙信の争い、齋藤道三の陰謀、諏訪湖の白狐伝説などに中国二十四説孝を織り交ぜた複雑な物語です。
その中の二十四設孝とは、中国古来の代表的な孝子24人の伝記と詩を書いた教訓書の事を言うそうです。
という事で、二十四節気との共通点と言えば中国由来という点になりますね。

柿たわわ。柔らか派ですか? 固め派ですか?

短い秋、冬はそこまで来ています。
あったかーい ガサエビのビスクをどうぞ。

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寒露の庄内

2022年10月08日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

 

今日は、二十四節気のひとつ「寒露」です。
寒露とは、草木に冷たい露が降りる時期という意味で、この時期になると朝晩はぐっと冷え込むようになります。

10月5日に初冠雪になった鳥海山と少し紅葉掛かったケヤキの木です。
澄んだ空気に雲が元気。寒かった昨日とは打って変わって、心地良い暖かさです。

朝9時半、最上川河川敷では一足先にいも煮会の幹事さんが準備中。

いよいよ庄内柿の収穫もこれから。楽しみですね。

あるビルの壁。少し寒かった日があったにもかかわらず、2週間前とあまり変わらない色を保っていました。

 

カエルとオットセイが遠い青空を見つめ続けていました。

 

先日ハチミツでお世話になった友人から「秋の収穫祭」が届きました!嬉しかったです。

食欲の秋、読書の秋、皆さんにとっての「秋」は?

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秋分の庄内

2022年09月23日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日23日は「秋分の日」二十四節気の「秋分」
春分と同じように、太陽が真東から昇り真西に沈む、昼と夜の長さが同じになる日です。
秋分の日を中心とした一週間が秋のお彼岸です。これからしだいに秋が深まっていきますね。

祝日の今日は市場はお休みですが、サザエの刺身を作っている魚屋さんに声をかけてみました。白身の上に赤身の部位をのせて仕上げるそうです。

いつもの場所から鳥海山とケヤキの木。どんよりと山頂付近が雲に隠れていました。

田植えの時期から二十四節気度に毎回撮影してきました田んぼの稲達、もうすっかり刈られて旅立っていました。少し寂しですかね。

あるビルの壁、名前は分かりませんがつる植物。これから色ずく秋を定点撮影で追いかけようと思います。ご期待ください。

市場にて。桜鯛とマハタが光っていました。

巡視艇べにばな近くのハマナス。君は夏に取り残されってしまったのか。

「暑さ寒さも彼岸まで」と申します。
冷房も暖房も不要な期間は本当に短いものですね。
季節の変わり目、皆様お体をご自愛下さい。

秋分の日によせて
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白露の庄内

2022年09月08日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の「白露」です。
夜中に大気が冷え、草花や木に朝露が降り始める頃。
降りた露は光り、白い粒のように見えます。日中の暑さも和らぎはじめ、だんだんと秋の気配が深まっていきます。

 

いつもの角度、午前中の鳥海山とケヤキの木です。
ケヤキの木、いくらか秋色を感じました。

 

秋色と言えば。
コリンキー(南瓜種)の千切りはサラダを色鮮やかに仕上げてくれます。

 

定点カメラ稲作状況。
幸い、強風にも耐え凛としています。社会人になって仕事にも遊びにも、大いに楽しんでいるかのようです。
秋の台風が心配です、もう少しの間頑張ってほしい。

 

秋の色Ⅱ

 

9月、底引き網漁が解禁して港に活気が戻ってきました。良質の海老もどんどん入ってきます。
美味しいビスクをお作りしてご注文をお待ち申し上げております。

令和4年「白露」

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「処暑」の庄内

2022年08月23日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の「処暑」です。
厳しい暑さも峠を越し、朝夕には涼しい風が心地よく虫の声が聞こえてきます。
穀物が実り始めますが、同時に台風の季節でもあります。

穏やかな日本海、雲が少し怖いです。

定点撮影たんぼ編
この2週間の間に稲穂は少しずつ頭を垂れてきました。もうすっかり成人してフレッシュマンといったところでしょうか。

 

定点カメラ鳥海山とケヤキの木
裾野からどんより雲に覆われ、まるで何もなかったかのようです。

岸壁に咲く花はたくましく感じました。

石炭運搬船。荷を下ろすと船が浮いて全形が良く見えます。少し休憩中のようですね。

どこかで見たことがあるような?・・・
そうです、長崎の特産果物、びわに見えました。・・・見えませんか?少し無理がありますか?

いよいよ9月から底引き網漁が始まります。今シーズンも良質のガサエビを期待しています。おいしいビスクを仕込むためにシェフも待っています。

 

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「立秋」の庄内

2022年08月07日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気のひとつ「立秋」です。
夏が極まり秋の気配が立ち始める日とされています。
今日からは、暑中見舞いではなく、残暑見舞いとなりますね。

早朝は激しい雨でした。先日の大雨で最上川上流から中流域で被害にあわれた方々には、心からお見舞い申し上げます。

 

一瞬の晴れ間。稲たちは想像以上に成長していました。さながら高校生活で部活を楽しんでいるようにイキイキしています。
そういえば、今日は甲子園に山形県代表も出場します。頑張ってほしいですね!

立秋、「実りの秋」、よく見ると稲に実が付いてました。前回の「大暑の日7月23日」には気づきませんでした。

午後、いつもの場所からの撮影。鳥海山は雲隠れ。
ケヤキの木の緑もすっかり深くなりました。

 

今日からの暑さは「残暑」というのですね。
そういえば、ここ2、3日夕暮れの風が心地よく感じます。
夏の疲れが出る頃です、皆様、お身体に気を付けてお過ごしください。

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「大暑」の北庄内

2022年07月23日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の「大暑」です。
8月8日の「立秋」まで期間は、一年中で一番気温が高い時期です。
農家の皆さんにとっては田の草取りや害虫駆除など暑い中での作業がつらい時期でもありますね。

天候にも恵まれて順調に成長しているようです、中学校入学といったところでしょうか。
(定点撮影で、苗から収穫までお伝えします。)

今日は、ちなみに土用の丑の日でもあります。
定番の「ウナギ」を召し上がるご家庭が多いと思いますが、
夏バテ防止に「ガサエビのビスク」はいかがでしょうか。


どんより雲隠れの鳥海山、とても遠く感じました。(定点撮影:大暑)


蓮の群生、圧倒されました!

蓮の葉に溜まる朝露。
やさしい風に揺れる葉っぱ、ガラスのおはじきで遊んでいるよう。(詩人:支配人)


静かに「お盆」を待っているようです。

酒田北港。土曜日の朝、家族で釣りですね。


釣果は、鱚、キス、きす。クーラーボックスから出してくれました。ありがとうございました。

北庄内はどんより曇り空の大暑の日、風はなく、風車も一休みでした。

疲れた体に、水分と、ビスクを。
暑中お見舞い申し上げます。
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「小暑」の庄内

2022年07月07日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日7月7日は二十四節気の「小暑」です。
「夏至」と「大暑」の中間です。
「梅雨明けが近くなり蝉の声聞こえ始めて、
まさに夏の訪れを感じられる頃。」というところですが
今年の短い梅雨は既に明けて暑く、もう夏本番「中暑」くらいの勢いですね。
ちなみに暑中見舞いは小暑後の梅雨明けから立秋(今年は8月8日)頃までに
出したほうが良いそうです。


稲たちも急成長。小学校高学年といったところでしょうか。

「蓮陰で涼もうっと」蓮の群生、見事です。・・・よろしければ、当ブログ テーブルナフキンの折り方教室「蓮」もご覧ください。


「ケヤキ」って、ニレ科だったんですね!


いつもの場所から鳥海山とケヤキの木です。中央にあった土の山、なくなりました。何やら工事が始まりそうです。

 

今年のお中元は「ガサエビのビスクは」いかがですか?

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「夏至」の庄内

2022年06月21日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の「夏至」です。
皆さんご存知の通り、一年のなかで最も昼の長い日です。
逆に最も昼が短い「冬至」と比べると太陽が出ている時間の差は5時間近くにもなるそうです。

子供のころなんとなく日が長くて嬉しかったような気がしますが、
大人になった今は太陽の光が体にこたえます。
夏に向かい、日に日に暑くなりますね。

いつものところから撮影、鳥海山はすっかり雲に隠れていました。

この季節は楽しい色があふれていますね。

 


稲も幼稚園に入園したて、といったところでしょうか。

 
たぶん、枝豆でしょうか?

蒸し暑い日は知らないうちに脱水状態になります。
水分と塩分を意識して摂取しましょう。
もちろんガサエビのスープにも程よく塩分が含まれています。

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「芒種」の庄内

2022年06月06日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気のひとつ芒種(ボウシュ)です。
稲や麦などの様に、穂先に芒(のぎ)と呼ばれるとげがある植物の
種をまく時節から芒種といわれます。
昔の種まきの時期は今頃だったのですね。

2月19日の「雨水」から、庄内の二十四節気シリーズをお届けして初めて今日は雨の日になりました。
寒く、一旦しまったストーブでしたが、またお世話になってます。

という事で今日は定点撮影の醍醐味、2月からの鳥海山とケヤキの木の移ろいをご覧ください。
「雨水」2月19日

 


「啓蟄」3月5日

 

「春分」3月21日

 


「清明」4月5日

 


「穀雨」4月20日

 


「立夏」5日5日

 


「小満」5日21日

そして今日「芒種」6月6日、ご覧の通り鳥海山はどんより、頂上付近は雲隠れです。ケヤキの葉一層勢いを増してきました。

「寒の戻り」? 遅すぎる戻り。こんな日はあったかいスープでもどうぞ。

 

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「小満」の庄内

2022年05月21日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日、二十四節気の「小満」です。
気候が良くなり草木が満ち足りて成長する時期。とされています。
小満は、次の二十四節気の芒種(今年は6月6日)までの期間を言います。
作物が成長しているけれど、まだ収穫までに至っていないために
すべて満ち足りている大満足ではなく、小満という名前になったのでしょうか。

いつものところから鳥海山とケヤキの木、穏やかな明るい曇りの日です。

かぼちゃの花から獅子頭の鼻まで
今日は、気の向くままシャッターを切ってみました。

 
小満は、いろいろなところに「色」が溢れていました。(獅子頭さん、昨日はお疲れ様でした)

今日もおいしいスープを仕込んでいます。


ガサエビでガサエビ!

客席のないレストランKEYAKI
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庄内の「立夏」

2022年05月05日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の「立夏」です。
「夏の始まり」を意味する節気です。
昼と夜の時間が同じ春分の日と
1年の中で最も昼が長い夏至との中間に位置します。


いつもの場所からです。今日は雲一つない晴天でケヤキの木の若葉の色が心地よく感じました。


近くで見ると迫力ありますね。

近くの酒田港で海上保安庁所属の「べにばな」の乗組員の方々が出港準備中でした。


海を守る方々に支えられて、ガサエビ漁も出来るんですね。


そうです、今日は「こどもの日」でもありますね。
ナント、とびしま丸発着所のクレーンに鯉のぼりが気持ちよく5月の風を泳いでました。
沖で飛ぶ、飛魚のように。

客席のないレストランKEYAKI
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