田んぼの様子
2022年04月29日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
酒田市は山形県北西部に位置する庄内地方で、日本有数の米どころ庄内平野が広がっています。
山と海に囲まれた自然環境が豊かな地域です。
一昨日、田んぼに水が入り始めました。
昨日はサギがきていました。
サギと田植え前の鏡鳥海山
KEYAKIでは、日本海で獲れるガサエビをスープにしてお届けしています。
「食の都庄内」は食の宝庫です。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス
里山
2022年04月28日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
昨日、里山に行きました。
とても気持ちがよく、久しぶりに息を深く吸いました。
枯れて落ちた枝の曲がりが面白かった。
今、里山は新緑野草や春山菜たちが静かに芽吹き始めています。
杉の木と山椒です。
桃の花も咲いていました。
野草や山菜はほとんど無知な私、詳しい知人の解説のおかげで楽しい里山の半日でした。
あまりに多くの収穫(山菜・情報)があったため具体的なことは次回オベルジーヌがお伝えします。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
種まき
2022年04月26日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
早いもので4月も終わりに近づき、
もうすくゴールデンウィークが始まります。
米どころ庄内では、毎年4月中旬になると
農家の方々は種まきを行います。
家族総出や親戚を集めての大がかりな作業になり、
私も先日、種まきのお手伝いに行ってきました。
つや姫やはえぬきなどの種をまきましたが、
素人の私には種の種類の違いが全く分からず、
どれも同じにしか見えませんでした。
種をまくのは機械での流れ作業ですが、
それをハウスに並べるのは手作業で行います。
水を含んだ育苗箱はずっしり重く、
朝から夕方までの重労働で帰るころにはぐったりでした。
そして、来月になると今度は田植えです。
種まきとは違い、田んぼでの作業になるので
見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。
私が実際にしたのはほんの一部ですが、
毎日の食卓に欠かせないお米ができるまでの
大変さを知ると、より一層のありがたみを感じました。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ
テーブルナフキンの折り方教室
2022年04月23日
いらっしゃいませ、客席のないレストランKEYAKIへ
今日のナフキンは「かんむり」です。
冠婚葬祭の中でもお子様の健やかな成長を願う「冠」です。
5月5日のこどもの日のホームパーティーなどにご利用ください。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
母の日に
2022年04月21日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
もうすぐ母の日ですね、お母さんへの日頃の感謝を伝えるプレゼントは迷いますよね。
今年はスープでほっとしてほしい気持ちを込めて、ガサエビのビスクを贈りませんか。
袋のままレンジで温めるだけで、濃厚なエビのスープを楽しむことが出来ます。
袋を開けてすぐに感じる濃厚なエビの匂いは、もうそれだけでおいしいです。
ペーパークラフトのカーネーションをご用意しております。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス
「穀雨」の庄内
2022年04月20日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
今日は二十四節気の「穀雨」(コクウ)
穀物に恵みをもたらす雨の様子を表し
農作業をしている人には「今年も豊作でありますように」と
気持ちを新たにする日でもあるそうです。
いつもの場所からの鳥海山と欅の木。やわらかい青空。新緑が楽しみな欅の木。
なるほど、転んでも芝生はクッションになるんですね。
一輪車の練習中の子供たちを見かけました。お姉さんがんばれ!
アスファルトの隙間からタンポポ、そして桜の花びらがひらひらと・・・
さやえんどう豆の苗もまだ植えたて。畑さん、よろしくお願いしますね。
今更ながら二十四節気は農作業を行う目安なんですね
客席のないレストランKEYAKI
支配人
サンピエール
2022年04月18日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
先日、魚市場でサクラマスの次に目が合った気になる魚です。
的鯛(マトダイ)もしくは馬頭鯛(マトウダイ)フランス語ではサンピエール
横腹の真ん中に大きな黒点がトレードマークで
弓道の的の様に見えるところから「的鯛」と呼ばれたり
顔が馬に似ているため「馬頭鯛」とも言われます。
群れを成さないため大量には水揚げされません。孤独な魚です。
白身でもちっとした食感はフレンチではよくポワレやムニエルにして提供します。
また、頭の部分が大きいためとても良いスープが出ます、ガサエビには及びませんが。
ところで、なぜサンピエール(仏:Saint-Pierre)と呼ばれているかと言うと、
イエスキリストの十二使徒、聖ペトロにちなんだ名前です。
サンピエール大聖堂(伊:サンピエトロ)は聖ペテロの意思によって作られました。
ペトロさんはマトウダイから銀貨を取り出し奇跡を起こしたとか。
マトウダイの黒点はペトロの指紋だと言われています。
もちろんペテロさんは漁師だったわけです。
おもしろいですね。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
種まき爺さん
2022年04月17日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
気持ちの良いお天気の一日でした。
青空に桜が映えます。
桜の名所としても知られている日和山公園では、今日まで「酒田日和山桜まつり」が開催されていました。
暖かい日が続き一気に開花したかと思ったら、天気の良くない日が続き一気に散ってしまうと心配していましたが、
今日も満開の桜を楽しめています。
日和山公園はたくさんの人で賑わっていました。
写真は近所の桜ですが、どこの桜も良いですよね。
桜が終わってしまうのは残念ですが葉桜も好きです。
今年は雪が多く、特に春を待ち遠しく感じていました。
鳥海山も雪が多く「種まき爺さん」はまだまだだと思っていましたが、
先週発見し、嬉しくて思わず写真を撮っていたのですが、写真は今日の鳥海山です。
「種まき爺さん」わかりますか?
毎年4月下旬から5月上旬の、ちょうど種まきや田植えの時期に出現します。
雪解けの山肌が腰を曲げて種をまく男性に見え、庄内の人は「種まき爺さんが出た」と言います。
田植えの時期だなぁ、と感じます。
庄内は米どころ。
ちなみに稲作農家の方々は種まきを、種まき爺さんより一足先に終えたようです。
田んぼの移り変わりを見ていきたいと思います。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス
ばんけみそ
2022年04月15日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
ばんけ味噌を頂きました。
「ばんけ」とは「ふきのとう」のことです。
庄内地方では「ばんけみそ」と言って、熱々のご飯とともにいただきます。
ばんけのほろ苦さと、甘辛さがおいしい、ふきのとうの味噌炒めです。
春の訪れを知らせてくれる「ばんけ」。
春の香りと自然の恵みに感謝しながら、ばんけ味噌でご飯をいただきました。
先日、オベルジーヌと笹巻き作り体験に行った帰りにばんけを見つけました。
暖かい日が続いていたこともあって、花が開いて今まで見たことのない大きさになっていて、
数年振りに山で春の勢いを感じました。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス
笹巻き作り体験
2022年04月14日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
先日、笹巻作りの体験をしてきました。
「笹巻き」は、端午の節句を祝う庄内の郷土食と言われる他、
昔から保存食や携帯食としても食べられていました。
笹の葉でもち米を巻き、イグサで結んだものを煮て作られており、
庄内地域のふるさとの味として県内外の人に親しまれています。
庄内地方では「たけのこ巻き」、「三角巻き」、「こぶし巻き」の
巻き方があり、地域によって異なる巻き方や食べ方を楽しめます。
今回は、秋田との県境に位置する遊佐町の「たけのこ巻き」に
挑戦してきました。
使用する笹の葉は、6月頃の成長直後の笹の葉が適しているようで、
今回使用した笹の葉は、昨年採取し冷凍保存していたものを使用しています。
笹を巻くイグサの輪を作ります。
このあと、もち米を入れるための笹の葉を円すい状に巻くのですが、
この工程が難しく悪戦苦闘…
形が崩れないようにと力を入れ過ぎると逆に笹の葉がずれてしまい、
コツをつかむまでは何度も最初から巻き直しました。
最後にイグサで作った紐で結んで煮れば完成です。
最近では、家では作らずにスーパーや直売所で購入して食べる家庭も
増えていると言われていますが、庄内地方の伝統料理として親しまれている
「笹巻き」が次の世代へと受け継がれ、この先もずっと続いて欲しいです。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ
テーブルナフキンの折り方教室
2022年04月12日
いらっしゃいませ、客席のないレストランKEYAKIへ
テーブルナフキンでご家庭の食卓を
ちょっとおしゃれにおもてなししてみませんか。
当店では、パーティーの趣旨に合ったナフキンの折り方を
提案してお手伝いいたします。
お役に立てれば幸いです。
今日のナフキンは「結び」です。
ご結納や婚約パーティーなど
結ばれるお二人のための会食などでご利用ください。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
セリ人
2022年04月07日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
朝6時、今日は魚市場に行ってきました。
魚はもちろん、セリ人さん達も生きがよかったです。
この地域のセリは、価格を下げてゆく「下げセリ」方式です。
セリ人が「ガリ、ガリ、ガリ」と叫ぶ、「1キロ500円でどうだ」と言うことらしいです。
ちなみに、数字の5のことをセリの世界(当地域)では、「ガリ」と言います。
1=ソクもしくはポント 2=ニモンメ 3=キリ 4=デワ 5=ガリ
6=テン 7=サイナン 8=バンド 9=キワ
15=1のポントと5のガリを合わせて「ポントガリ」ということになります。
残念ながら今日はガサエビの水揚げはありませんでしたが。
今日は何と言ってもこの鱒、桜の開花も間もなくです、この季節の「サクラマス」は最高ですね。
明日は良いガサエビが水揚げされることを願いながら、市場の賄い味噌汁を頂きました。ごちそうさまでした。
客席のないレストランKEYAKI
支配人