夏の郷土料理
2023年09月03日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
酒田ではきのう、久しぶりに雨が降って
30℃を下回ったものの、今日は再び晴れて厳しい暑さです。
暦上ではもう秋ですが、先日、夏野菜を使って
庄内の夏の郷土料理を作ってみました。
「山形のだし」
大葉・きゅうり・なす・オクラ・みょうが・なっと昆布を入れました。
たくさんの野菜が混ざり合っていて見るからに栄養価が高そうですよね。
材料を細かく刻んで調味料と混ぜるだけなので、
今年の夏は頻繁に作っていました。
「なすごんげ」
茄子と大葉があればできるこちらも
簡単に作れる美味しい郷土料理です。
「しそ巻き」
材料はあっても作る余裕はなくこれだけは頂きもの…。
パリッとしたしその葉と甘い味噌が絶品でした。
今年も存分に夏野菜を堪能できましたが
実際に畑に行ってみると、暑さのせいで実のならないもの、
暑さのせいで枯れてしまった葉物野菜など
今年の異常な暑さで様々な影響を受けていました。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ
8月31日
2023年08月31日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
今日は普段通らない道を行きました。
道すがら、銀杏並木がきれいに色づいていることにびっくりしました。
青空に黄色が映えて陽の光でキラキラきれいでした。
セントラルキッチン前の銀杏並木はまだ緑色です。
(この下にカエルの写真を載せています、苦手な方には申し訳ありません。)
エアコンの室外機の近くにいるカエル。
この夏、ここで見かけることが多かった2匹のカエル(今日は1匹でしたが)。
アマガエルは思ったほど暑さに弱いわけではなさそうでしたが、もうすぐ秋だよ、と思った8月31日。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス
だだちゃ豆畑(後編)
2023年08月29日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
先日に引き続いて、白山だだちゃ豆の畑にお邪魔した取材の後編をお届けします。
前編では畑での獲り入れから作業場までの運搬、そしておいしい朝食まででした。
朝5時から約1時間でトラクターの背中のコンテナ?に5台分(ピストン運搬)作業場まで運びました。
朝食のあと、さあこれからが大変です。脱鞘→枝取り→洗浄→脱水→選別→袋詰→箱詰という工程が待っています。
残念ながら今回の取材では時間が取れず、選別までになってしまいましたが。
まずは、脱鞘作業からです。一つのコンテナが1時間かかるそうです。ということは5時間もかかるのですね!
枝豆はこの時、枝と豆に分かれます。枝はどこへ行くのでしょうか?それは後程説明いたします。
枝取り・葉っぱ取り
豆意外や不良品をこの段階で廃棄します。
そして、洗浄。少量ずつやさしく手洗いします。
その後は、遠心力による脱水機でほどよく水分を取ります。
この後は、別部隊が選別(等級)→袋詰め→箱詰めと進みます。
さて、先ほどの脱鞘で残った枝はどうなるかと言うと、枝と葉の部分に分けられ、枝の部分は粉砕機で細かくして葉はそのままトラックの荷台へ積み込まれます。
そして、先ほど収穫した畑の肥料として蒔かれるそうです。
朝食をごちそうになった上に、お土産もたくさん頂ました。
枝ごと頂き感激です。
本当にありがとうございました。
「白山だだちゃ豆」は、単に白山地区の気候風土だけではなく、白山の「おいしい枝豆」を作るために、種を守ったり、土壌を作ったり、おいしい状態でお届けしようとする、多くの人々の愛情があるから「おいしい」のですね。
だだちゃ豆の美味しさをスープに致しました。
ぜひ、お試しください。
ふと、足元を見るとおもしろいマンホールがありました。
鶴岡の花、「桜」
鶴岡の鳥、当然ですが「鶴」
そして、鶴岡公園にある大宝館がデザインされていました。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
日和山公園の夕日
2023年08月27日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
日が暮れて虫の声が聞こえ始めましたが、涼しさを感じるのはまだ先ですね。
最近夕暮れ時の空が気になっていたこともあって、急に思い立って夕日を見に行こうと思った21日の夕方。
調べたら日の入りは18時28分。
間に合いそう、間に合わなくても夕暮れ時の雰囲気を感じられればと思って向かいました。
間に合わず、そうなると沈む瞬間も見たくなってしまい今度は24日、日の入り18時24分、間に合う。
結果間に合わず、昨日26日も行って来ました。
日の入り18時21分、日に日に早くなる日の入り時間。
日の入り時間の数分前に到着したので遅かった、すでにカメラを構えた人達がいました。
写らないように移動し、どうにか撮影をしました。
日本の夕陽百選にも選ばれている日和山公園、聞こえた会話から観光客の方もいらっしゃいました。
夕焼け、オレンジ色、ガサエビのビスク、と連想してしまう私。
濃厚なガサエビのスープはいかがですか。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス
白山だだちゃ豆畑(前編)
2023年08月25日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日は、鶴岡市白山地区のだだちゃ豆畑で、収穫の様子を取材させて頂きました。
当サイトでも8月23日より、だだちゃ豆の冷製スープを発送しております。
昔から私は「この食材は、どんなところでどんな人がどうやって育て、私たちまで届けてくれるのだろうか」と探求したくなる癖があります。
「白山だだちゃ豆」の収穫はお盆過ぎから約2週間。一年の中でも最も忙しいこの時期に見学を受け入れて下さった「豆屋甚兵衛」様に感謝いたします。
早朝4:45分集合、5:00作業開始です。
今年は猛暑で畑も乾燥気味。土も灰のように白く軽い。
そうでなくてもここの土は白く感じました。もしかしたら「白山」と言う地名の由来ですか?
今日の目標は作業時間1時間でトラクターのコンテナ5台分です。
私も一度やりたかった。カリスマシェフ気取りで、畑で生のままの豆を一粒頂きました。「んーあまい!」
朝焼けに染まる枝豆。収穫のタイミングはこの葉の枯れ具合も参考に決めるそうです。
私も、10株位根こそぎ引き抜いてお手伝いのつもりが、かなりお邪魔だったかもしれません。一瞬にして汗だくでした。
枝豆愛を感じる看板です。「豆屋甚兵衛」代表 阿部金一様
収穫された枝豆は脱穀から袋詰め作業をする場所へ運ばれます。
朝、6時からは朝食の時間。厚かましくも、私もごちそうになりました。塩おにぎり、とにかくおいしい!シンプルな茄子の味噌汁にしてはコクがあると思ったら、さりげなくだしはアサリ。もう感動です。奥様ありがとうございました。
さて、朝食も済ませ6時30分。これから脱穀、選別、洗浄、脱水です。
この、後半戦の様子は次回アップいたします。お楽しみに!
「早起きは枝豆の徳」
客席のないレストランKEYAKI
支配人
「処暑」の北庄内
2023年08月23日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日は二十四節気の「処暑」です。
厳しい暑さの峠を越した頃で、朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてきます。
そうですね、確かに暗くなると虫の声が聞こえてきます。
ところが今年の暑さは、まだまだ真夏並みどころかそれ以上の酷暑です。
定点撮影1:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑(午前9:30頃)
登山中の人と目が合ったような気がするぐらい近く見えました。
こんな暑い日は是非、「だだちゃ豆の冷製スープ」をおすすめいたします。
おかげさまで今日、8月23日から発送を始めました。
定点撮影2:ケヤキの木も雲ひとつない青空に気持ちよさそうです。(午前7:00頃)
青い空、凪海、砂浜。
これって、私が好きな「マリンストライプ」?
よく見ると飛島が見えます。
定期船とびしま丸
酒田港と山形県唯一の離島「飛島」の勝浦港を結ぶ定期船でご覧の通りの双胴船なんですね。夏は釣り人で忙しそうです。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
百日紅
2023年08月21日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
まだまだ暑い日が続いている東北の日本海側、庄内です。
こんな暑さにも負けず、ずいぶん長持ちしている花がありました。
サルスベリです。
ところで、サルスベリは、なぜ「百日紅」と書くのか? そして、なぜサルスベリは「猿滑り」なのか?
今日はちょっと調べてみました。
疑問1,なぜ、猿滑なのか?
答えは簡単、猿が木から滑り落ちるくらいこの木の樹皮はツルツルしているところからこの名になったということです。
そのまんまだったのですね。
疑問2,なぜ、「百日紅」書くのか?
答え(一説によると):原産地の朝鮮半島ではサルスベリにまつわる悲恋の伝説があるそうです。
ある村の若く美しい娘が龍神への生贄として捧げられそうになったときに、偶然通りかかった王子が龍神を倒し、二人の恋が芽生えました。
結ばれることが必然の二人でしたが、王子は役職のため、百日後に必ず帰る約束をして、一度村をあとにしました。
王子は役職を終え、約束通り百日後に村に帰ってきましたが、娘はすでに亡くなっていました。
娘の墓前で嘆き悲しむ王子でしたが、墓脇に一本の木が育っていくのを見つけ、やがて美しい花が咲き、百日間も咲き続けて王子を慰めてくれたそうです。
これが、「サルスベリ」の花とされているそうです。
百日間の約束と、「紅」は娘から付けられたのでしょうか。
「百日紅」
客席のないレストランKEYAKI
支配人
敬老の日
2023年08月19日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
1か月後の、9月18日は敬老の日です。
敬老の日のお祝いにガサエビのビスクと
だだちゃ豆のスープセットを贈りませんか。
「敬老の日」のギフト用として、
箱にはのし紙か掛け紙を、箱の中にはメッセージカードをお入れします。
お好きな方をお選びいただき、備考欄にご記入ください。
また、発送日のご希望がある場合やご要望事項がある場合にも
備考欄へのご記入をお願い致します。
詳細につきましてはトップページの「敬老の日」のバナーページから
見ることができます。
長寿の象徴とされ、敬老の日にぴったりなガサエビのビスクと
山形県鶴岡市で採れるだだちゃ豆を使った
冷製スープをこの機会に是非お召し上がりいただきたいです。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ
酒田港
2023年08月16日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
特別、夏の予定がなくても、連日の暑さで夏を満喫していると言えなくもないと思えてきました。
水の中の鯉がうらやましい。
以前も書きましたが、外出は控えたい、でも夏を感じたい、相反する気持ちがありますが、
暑いからこそ、夏を満喫したいと思っているのかもしれません。
8月5日(土)と6日(日)、海上自衛隊護衛艦「もがみ」の一般公開が行われました。
青い空、船、港、夏だ、と思い行って来ました。
4月の外航クルーズ船酒田港寄港物産展以来、船が気になるのと、会場が物産展の時と同じで馴染み、のところだったので。
艦名の「もがみ」は山形県の最上川に由来しているそうです。
多くの人が並んでいました。
乗艦は諦めましが、雰囲気を楽しんできました。
客席のないレストランKEYAKIでは、外航クルーズ船酒田港寄港物産展で「ガサエビのビスク」を販売しましたが、
9月3日(日)にも「2023みなとオアシスまつり×海のマルシェ がぶり! まるごと酒田港」でビスクを販売します。
冷凍の商品の販売ではなく、その場で飲んで頂けます。
まだまだ暑い中の、熱いスープの販売ですが、ご来場出来る方は「ガサエビのビスク」を飲みにいらっしゃいませんか。
お待ちしております。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス
向日葵
2023年08月13日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
つい先日、遊佐町にあるひまわり畑に行ってきました。
青空の下で咲いている向日葵がとてもきれいでした。
この場所は少し標高が高いところにあるため
天気のいい日には庄内平野や日本海が一望でき、
この日も飛島まではっきりと見ることができるくらいの絶景でした。
この日も35℃を超える猛暑日で
向日葵はとてもきれいでしたが暑さには勝てず、
滞在時間はわずか5分…。
町内外からも多くの人が訪れる場所のようで、
私が行ったときもカメラを片手にたくさんの人がいました。
お盆時期の今がちょうど見頃とのことだったので、
満開の向日葵を見ることができてよかったです。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ
船凍イカ
2023年08月10日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
8月8日、酒田が誇るイカ釣り船団の「船凍イカ」の水揚げの取材に行ってきました。
釣り上げた船の中で即座に急速冷凍させるイカの事を「船凍イカ」と言います。
ベルトコンベヤーで次々と水揚げされます。
一度漁に出ると、短くて20日間、長ければ40日間も操業を続けるそうです。
今年も水揚げ量は例年の2割ぐらいと、とても厳しいそうです。
水揚げされたイカは、サイズごとに仕分けされます。
箱に入っていない物もありました。
獲れたてのスルメイカをすぐに急速冷凍するので
鮮度が良く美味しいのは言うまでもありません。
ちょっと気になる「いかのまち酒田」のTシャツ
山形県漁業協同組合で販売していましたが
残念ながら、品切れだそうです。
当店の「ガサエビのビスク」も急速冷凍しております。
美味しいのは言うまでもありません。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
「立秋」の北庄内
2023年08月08日
客席のないレストランKEYAKIへようこそ
今日は二十四節気の「立秋」、暦の上ではもう秋の始まりなんですね。
これからの暑さの事を「残暑」と言うそうです。
まだまだ真夏の暑さですが、少し空が高くなって、秋の空を感じます。
定点撮影:「鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑」
畑はきれいに耕されていて、次の植え付けを待っているようです。
何を植えるのか気になります。
庄内平野の稲にも、実が入ってきました。
定点撮影:「ケヤキの木」夏の風に揺られ気持ちよさそう。
今日の市場
「メバル」は元気です。秋田沖産
地物の「バイ貝」です。
夏はやっぱり、「ヤリイカ」です。
台風6号の被害を受けられた沖縄や九州地方の方々に心よりお見舞い申し上げます。
7号も発生しているとのことです、引き続き気を付けてお過ごしください。
客席のないレストランKEYAKI
支配人