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海老の日

2023年09月19日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

昨日、9月18日は「敬老の日」であると共に
「海老の日」でもありました。

海老は長い髭を持ち、腰の曲がった姿が凛とした
老人の姿に似ていることから長寿の象徴とされています。

また、目玉が出ていることから「お目出たい」ともいわれる
縁起の良い食べ物です。

長い髭はありませんが、まさにこのような姿のことでしょうか。

海老の日は、このような目出たい海老を敬老の日に食べて
感謝と敬意を表し、末長い健康と長寿を
お祝いする日でもあります。

 

客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ

グロテスク文様

2023年09月16日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

今日は、KEYAKIのお皿コレクションから
「フロレンティ-ン ターコイズ」というお皿を紹介します。

ターコイズカラーを基調としていて、ボーダー状のデザインをよく見るとグロテスクなんです。
中央のフルーツの可愛らしさでバランスが取れている、なんだか不思議なお皿です。

1759年創業のイギリスの有名な食器メーカーのお皿です。日本でも長い間親しまれているお皿で、もちろん現在でも作られています。

フロレンティ-ンに描かれているボダーのグロテスク文様を調べてみました。
ギリシャ神話の「グリフィン」がモチーフで、グリフィンとは鷲の頭と翼、ライオンの胴体を持ち、黄金を守護とする空想の優れた動物のことです。
西洋版「鳳凰」と言うところでしょうか。

ポアッソンアラクレーム(鮮魚のクリームソース)をこの皿でお出しした、ある日のディナーの事を思い出しました。

この皿の中央に魚を盛り付けると、皆さんの想像通りかなり重い色合いの仕上がりになります。ましてやその日のシェフは悪魔にとりつかれたように、色のないガロニ(付け合せ)とまさかのバルサミコソース。これ以上暗い料理はない。
お客様は初老の女性。お魚を食べ進むにつれ「ホッとしたわ」。そうです、可愛いいフルーツが見えてきたのでした。
私もそれ以上にホッとしました。

シェフ曰く、「フルコースって楽しいね」。その日のビアンド(肉料理)は思いっきり明るい料理だったような気がします。

フロレンティーンの世界観にまた、深いものを感じました。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

カモンマーレ

2023年09月13日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

先日、鶴岡市加茂にある「渚の交番カモンマーレ」に行って来ました。

クラゲの水族館で有名な「鶴岡市立加茂水族館(クラゲドリーム館)」の近くに出来た、豊かな海を次世代に引き継ぐ地域づくりの総合拠点施設です。
山形県水産試験場、県立加茂水産高校がすぐ近くにありました。

「渚の交番プロジェクト」は、日本財団のプロジェクトで、カモンマーレは東北の日本海側では初となる施設で、庄内浜の食文化、海洋教育などが楽しめる施設のようです。
「渚の交番」、「渚の地域資源が交流する番所」とは素敵ですね、初めて知りました。

オープンを知ってから行ってみたかった場所です。
紹介されていた「紅エビのジェラート」、やっぱり庄内浜といえば「紅エビ」、食べてみたいと思っていました。

目的地までの通り道だったので、「紅エビ」だけを目掛けて寄りました。
購入してすぐに出てきたので、施設のことは何もお伝え出来ないのですが。

「紅エビジェラート」の一口目は、エビでした。
エビそのもの。
ここまでエビ、と驚きましたが、最初だけエビ感が強く、おいしいジェラートでした。

 

この日は波がない海。

この日とは別に撮った湯野浜からの夕日です。

 

今度は2Fのレストランに行ってみたいと思います。
多くの方に、庄内浜の食文化を知って頂けたらと思います。

 

客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス

里の名水100選③

2023年09月10日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

 

3回目となる里の名水100選ですが、
今回ご紹介する名水は「大清水」と「神泉の水」です。

「大清水」は令和元年度に認定されました。
鳥海山大物意味神社の近くにあり、
湧き出た水が溜まって大きな沼になっていたことが由来のようです。

どこから水が出ているのかはわかりませんでしたが、
近くに寄ってみると透き通った水がとてもきれいで静かな場所でした。

 

「神泉の水」は、平成27年度に選定されました。
集落の人たちはこの湧水を洗い場として利用しているようです。

石造りの区切られた洗い場があり、
1段目は飲用水、2段目は野菜や果物を冷やし、
3段目は野菜や海藻を洗い、4段目では洗濯をしています。
そして5段目では農機具などの汚れがひどいものを洗います。

このように、各区画ごとに用途が決められていて、
この地区の生活用水になっているようです。

 

客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ

「白露」の北庄内

2023年09月08日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の「白露」です。
野の草に露が宿って白く見え、秋の趣がひとしお感じられるころ、ということです。

定点撮影1:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑(午前9時)
稲穂はここ2週間の暑さですでに黄金色に色づいていました。

例年よりも早く稲刈りが始まりそうですね。

 

定点撮影2:ケヤキの木  少し夏バテ気味ですか?

定点撮影3:山居倉庫の蔦
これからの季節、蔦の色づき具合を楽しんでみようと思います。

地物ではないのですが、いよいよハタハタの季節の到来です。(北陸沖水揚げ)

ふと、八百屋さん店先を見ると、「あやしいピーマン」詰め放題100円と書いてありました。
緑から赤くなるまでの途中です。私にとっては「あやしい」というより「かなりおもしろい」ですね。

只今当店では、だだちゃ豆の冷製スープとガサエビのビスクをセットで限定販売中です。
どうぞよろしくお願いいたします。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

テーブルナフキンの折り方

2023年09月06日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

 

今日のナフキンは「着物」です。
外国のお客様をお迎えする時などはおすすめです。

 

 

客席のないレストランKEYAKI
支配人

夏の郷土料理

2023年09月03日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

酒田ではきのう、久しぶりに雨が降って
30℃を下回ったものの、今日は再び晴れて厳しい暑さです。

暦上ではもう秋ですが、先日、夏野菜を使って
庄内の夏の郷土料理を作ってみました。

「山形のだし」

大葉・きゅうり・なす・オクラ・みょうが・なっと昆布を入れました。
たくさんの野菜が混ざり合っていて見るからに栄養価が高そうですよね。
材料を細かく刻んで調味料と混ぜるだけなので、
今年の夏は頻繁に作っていました。

「なすごんげ」

茄子と大葉があればできるこちらも
簡単に作れる美味しい郷土料理です。

「しそ巻き」

材料はあっても作る余裕はなくこれだけは頂きもの…。
パリッとしたしその葉と甘い味噌が絶品でした。

 

今年も存分に夏野菜を堪能できましたが
実際に畑に行ってみると、暑さのせいで実のならないもの、
暑さのせいで枯れてしまった葉物野菜など
今年の異常な暑さで様々な影響を受けていました。

 

 

客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ

8月31日

2023年08月31日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日は普段通らない道を行きました。
道すがら、銀杏並木がきれいに色づいていることにびっくりしました。
青空に黄色が映えて陽の光でキラキラきれいでした。
セントラルキッチン前の銀杏並木はまだ緑色です。

 

(この下にカエルの写真を載せています、苦手な方には申し訳ありません。)

 

 

 

エアコンの室外機の近くにいるカエル。
この夏、ここで見かけることが多かった2匹のカエル(今日は1匹でしたが)。
アマガエルは思ったほど暑さに弱いわけではなさそうでしたが、もうすぐ秋だよ、と思った8月31日。

客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス

 

 

 

 

だだちゃ豆畑(後編)

2023年08月29日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

先日に引き続いて、白山だだちゃ豆の畑にお邪魔した取材の後編をお届けします。
前編では畑での獲り入れから作業場までの運搬、そしておいしい朝食まででした。

朝5時から約1時間でトラクターの背中のコンテナ?に5台分(ピストン運搬)作業場まで運びました。

朝食のあと、さあこれからが大変です。脱鞘→枝取り→洗浄→脱水→選別→袋詰→箱詰という工程が待っています。
残念ながら今回の取材では時間が取れず、選別までになってしまいましたが。

まずは、脱鞘作業からです。一つのコンテナが1時間かかるそうです。ということは5時間もかかるのですね!

枝豆はこの時、枝と豆に分かれます。枝はどこへ行くのでしょうか?それは後程説明いたします。

枝取り・葉っぱ取り
豆意外や不良品をこの段階で廃棄します。

そして、洗浄。少量ずつやさしく手洗いします。

その後は、遠心力による脱水機でほどよく水分を取ります。

この後は、別部隊が選別(等級)→袋詰め→箱詰めと進みます。

さて、先ほどの脱鞘で残った枝はどうなるかと言うと、枝と葉の部分に分けられ、枝の部分は粉砕機で細かくして葉はそのままトラックの荷台へ積み込まれます。
そして、先ほど収穫した畑の肥料として蒔かれるそうです。

朝食をごちそうになった上に、お土産もたくさん頂ました。
枝ごと頂き感激です。
本当にありがとうございました。

  

「白山だだちゃ豆」は、単に白山地区の気候風土だけではなく、白山の「おいしい枝豆」を作るために、種を守ったり、土壌を作ったり、おいしい状態でお届けしようとする、多くの人々の愛情があるから「おいしい」のですね。

 

だだちゃ豆の美味しさをスープに致しました。
ぜひ、お試しください。

ふと、足元を見るとおもしろいマンホールがありました。
鶴岡の花、「桜」
鶴岡の鳥、当然ですが「鶴」
そして、鶴岡公園にある大宝館がデザインされていました。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

 

日和山公園の夕日

2023年08月27日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

日が暮れて虫の声が聞こえ始めましたが、涼しさを感じるのはまだ先ですね。

最近夕暮れ時の空が気になっていたこともあって、急に思い立って夕日を見に行こうと思った21日の夕方。
調べたら日の入りは18時28分。
間に合いそう、間に合わなくても夕暮れ時の雰囲気を感じられればと思って向かいました。
間に合わず、そうなると沈む瞬間も見たくなってしまい今度は24日、日の入り18時24分、間に合う。

結果間に合わず、昨日26日も行って来ました。
日の入り18時21分、日に日に早くなる日の入り時間。

 

日の入り時間の数分前に到着したので遅かった、すでにカメラを構えた人達がいました。
写らないように移動し、どうにか撮影をしました。

日本の夕陽百選にも選ばれている日和山公園、聞こえた会話から観光客の方もいらっしゃいました。

 

夕焼け、オレンジ色、ガサエビのビスク、と連想してしまう私。
濃厚なガサエビのスープはいかがですか。

客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス

 

 

白山だだちゃ豆畑(前編)

2023年08月25日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

今日は、鶴岡市白山地区のだだちゃ豆畑で、収穫の様子を取材させて頂きました。
当サイトでも8月23日より、だだちゃ豆の冷製スープを発送しております。
昔から私は「この食材は、どんなところでどんな人がどうやって育て、私たちまで届けてくれるのだろうか」と探求したくなる癖があります。

「白山だだちゃ豆」の収穫はお盆過ぎから約2週間。一年の中でも最も忙しいこの時期に見学を受け入れて下さった「豆屋甚兵衛」様に感謝いたします。

 

早朝4:45分集合、5:00作業開始です。

今年は猛暑で畑も乾燥気味。土も灰のように白く軽い。
そうでなくてもここの土は白く感じました。もしかしたら「白山」と言う地名の由来ですか?

今日の目標は作業時間1時間でトラクターのコンテナ5台分です。

私も一度やりたかった。カリスマシェフ気取りで、畑で生のままの豆を一粒頂きました。「んーあまい!」

朝焼けに染まる枝豆。収穫のタイミングはこの葉の枯れ具合も参考に決めるそうです。

私も、10株位根こそぎ引き抜いてお手伝いのつもりが、かなりお邪魔だったかもしれません。一瞬にして汗だくでした。

枝豆愛を感じる看板です。「豆屋甚兵衛」代表 阿部金一様

収穫された枝豆は脱穀から袋詰め作業をする場所へ運ばれます。

 

朝、6時からは朝食の時間。厚かましくも、私もごちそうになりました。塩おにぎり、とにかくおいしい!シンプルな茄子の味噌汁にしてはコクがあると思ったら、さりげなくだしはアサリ。もう感動です。奥様ありがとうございました。

さて、朝食も済ませ6時30分。これから脱穀、選別、洗浄、脱水です。
この、後半戦の様子は次回アップいたします。お楽しみに!

「早起きは枝豆の徳」

客席のないレストランKEYAKI
支配人

「処暑」の北庄内

2023年08月23日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

今日は二十四節気の「処暑」です。
厳しい暑さの峠を越した頃で、朝夕には涼しい風が吹き、心地よい虫の声が聞こえてきます。
そうですね、確かに暗くなると虫の声が聞こえてきます。
ところが今年の暑さは、まだまだ真夏並みどころかそれ以上の酷暑です。

定点撮影1:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑(午前9:30頃)
登山中の人と目が合ったような気がするぐらい近く見えました。

 

こんな暑い日は是非、「だだちゃ豆の冷製スープ」をおすすめいたします。
おかげさまで今日、8月23日から発送を始めました。

定点撮影2:ケヤキの木も雲ひとつない青空に気持ちよさそうです。(午前7:00頃)

青い空、凪海、砂浜。
これって、私が好きな「マリンストライプ」?
よく見ると飛島が見えます。

 

定期船とびしま丸
酒田港と山形県唯一の離島「飛島」の勝浦港を結ぶ定期船でご覧の通りの双胴船なんですね。夏は釣り人で忙しそうです。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

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