笹巻き作り
2023年06月14日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
6/2のブログでも笹巻きについて少し触れましたが、
昨年の記憶を頼りに笹巻きを作ってみました。
笹巻きは端午の節句を祝う行事食ですが、笹の新葉が出る頃にもよく作られます。
昔は各家庭で作られていましたが、
近年では作り手も減少しているころからあまり食べられなくなっているようです。
笹巻きには三角巻きやたけのこ巻き、げんこつ巻きなど
地域によって異なりますが、私は昨年教わった”たけのこ巻き”で作りました。
先日少し採ってきた笹の葉と、昨年冷凍保存していた笹の葉を使って作りました。
やはり昨年収穫した笹の葉の中には黄緑色の笹が混ざっていて、
葉の柔らかさで少し巻きづらさは感じましたが問題なく形にすることができました。
一年ぶり、二度目の笹巻き作りでしたが、思った以上に
きちんとたけのこ巻きの形に作ることができたのでよかったです。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ
いか釣り船団出航式
2023年06月11日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
本日6月11日、酒田本港袖岡ふ頭で「いか釣り船団出航式」が開催されました。
今年も行って来ました。
出航式に参加したのは4隻で、スルメイカ漁に向かう中型いか釣り船団です。
漁労長は酒田市飛島出身で、乗組員も酒田市出身者が多いそうです。
インドネシア人実習生も各船に4人ずつ乗っているということで、見かけました。
酒田港を出港後はいったん南下し、その後いかの群れを追いかけ北上しながら12月頃まで漁を行います。
釣ったイカをその場(船内)で急速冷凍する「船凍いか(せんとういか)」は解凍後の鮮度が良く、お刺身や塩辛などに使われます。
少し雨が降る中の出航でした、航海の安全と大漁を願って手を振りました。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス
ガサエビ
2023年06月09日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
先月23日、県内で平日の夕方に放送されている「ピヨ卵ワイド」で
ガサエビの特集をしていました。
県内にお住みの方は、見たという人もいるのではないでしょうか。
ガサエビは、今がまさに旬な時期なので、スーパーでも見かけることがよくあります。
とはいえ、行けばいつでも売っているというわけでもないので
先日見かけたときは買う予定はなかったのについついカゴに入れていました。
この日に行ったスーパーではこのように、ガサエビと甘エビが混ざって売られていました。
KEYAKIでも鼠ヶ関産のガサエビも使用していますが、
この日売られていたのも鼠ヶ関で獲られたエビでした。
先日テレビで見たガサエビと比べれば随分小さなサイズですが、
そのまま焼いて食べていたのが手軽で美味しそうで真似して焼いてみました。
やはり食べ比べてみると、ガサエビの方が味噌も濃厚で
個人的にも好きでした。
テレビでは他にも、ガサエビのお刺身や唐揚げ、みそ汁など
いろいろな食べ方を紹介していたので、機会があれば作ってみたいと思います。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ
「芒種」の庄内
2023年06月06日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日、6月6日は二十四節気の「芒種」です。
稲や麦など穂の出る植物の種を蒔く頃とされています。
稲の穂先にある針のような突起を、芒(のぎ)というそうです。
雨の日が増えて、梅雨がそこまで来ています。
雪解けから新緑、そして初夏へ。
今日は2月19日の「雨水」から今日の「芒種」までを、定点撮影で振り返ってみます。
定点撮影:ケヤキの木
R5年2月19日「雨水」
R5年3月6日「啓蟄」
R5年3月21日「春分」
R5年4月5日「清明」
R5年4月20日「穀雨」
R5年5月6日「立夏」
R5年5月21日「小満」
そして、今日6月6日「芒種」のケヤキの木
定点撮影:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と木
R5年2月19日「雨水」
R5年3月6日「啓蟄」
R5年3月21日「春分」
R5年4月5日「清明」
R5年4月20日「穀雨」
R5年5月6日「立夏」
R5年5月21日「小満」
そして、今日6月6日「芒種」
畑の野菜は大根、この2週間で葉っぱも大きくなりました。
右手前の木はどうやら柿の木のようです。秋が楽しみですね。
今日はとても暑くなりそうです。
水分とほどよい塩分をとって、さわやかな一日をお過ごしください。
ほどよい塩分のある「ガサエビのビスク」をお作りしています。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
日曜日
2023年06月04日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
風が強い酒田の日曜日。
6月18日(日)は父の日ですね。
ガサエビのビスクをお父さんに贈って頂けたら嬉しいです。
当店の父の日ギフトのページのエビのイラストを見ながら、絵を描くのが好きな人は休日の楽しみだろうし、
天気が良くなかったら外出の予定を変更して絵を描くことに没頭するのかなぁと思いを巡らす、趣味のない私。
特に絵心はありません、ということで……。
エビのイラストを描いたのは支配人です。
描いているところは見ていなかったので、もう一度描いてもらいました。
あまり興味がないかもしれませんが、よろしければご覧下さい。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス
笹巻き準備
2023年06月02日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
昨日の天気とは打って変わって今日は朝から雨で
どんよりした気分になります。
青空ではないものの、昨日の鳥海山は
雲一つかかっていなくてとてもきれいでした。
そろそろ笹巻きの季節だなぁと5月の中旬あたりから
ずっと思っていましたが、ずるずると気づけば6月になっていました。
笹巻きは昔、端午の節句にお供え物として食べられていた
山形の郷土料理です。
今も、旧暦の端午の節句にお供えし、各家庭で食べられています。
去年初めて笹巻きの巻き方を教わりましたが、
去年は6月の上旬だったと記憶にあったので
今年もそろそろだと思い、慌てて調べてみると
今年は6月22日が旧暦の端午の節句にあたる日でした。
去年採った笹の葉を冷凍保存していたので
今年はそれを使って笹巻きを作ろうと思っていましたが、
作るまでもう少し時間がありそうなので笹の葉を見に行ってきました。
少し時期が早いと、枯れているような状態の
笹の葉が多いのですが、昨日行った時には
緑色のつやつやした葉っぱばかりでした。
笹の葉は、形が良ければどれでもいいと思っていましたが、
黄緑色の葉は、まだ柔らかい状態で
包みにくいというのをつい最近知りました。
笹の葉に囲まれていた時にはあまり差がわかりませんでしたが、
並べてみると一目瞭然ですね。
去年の笹の葉が使えるのかが心配になってきました。
去年教わった包み方を思い出しながら
近々笹巻づくりに挑戦してみたいと思います。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ
テーブルナフキンの折り方
2023年05月30日
いらっしゃいませ
客席のないレストランKEYAKIへ
今日のナフキンは「ネクタイ」です。
とても簡単な折り方でシンプルな仕上りです。
どちらかと言うと「マフラー」に見えるかもしれませんね。
背の高いものに巻き付けてセットするのがおすすめです。
どうぞお試しください。
客席のないレストランKEYAK
支配人
皇妃ユジェニーという名の皿
2023年05月27日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日はKEYAKIのお皿コレクションをご紹介します。
実はこの皿、KEYAKIコレクションの中では、個人的に一番好きなお皿なんです。
「アンペラトリス ユジェニー」と言う名のお皿。
前回も登場したフランスリモージュ地方の陶器メーカー「アビラント」(創業者:ダビットアビラント)のお皿です。
仏:imperatriceアンペラトリスは皇妃という意味。そして、Eugenie:ユジェニーはフランス皇帝ナポレオン三世の皇妃のお名前なんです。
皇妃ユジェニーは、アビラントさんに好きなスミレの柄の皿を作ってほしいとお願いしたそうです。そして、彼女はそれをとても気に入り愛用し続けました。もちろん、この皿の名前は「アンペラトリス ユジェニー」となりました。
「なぜ、この皿の名前をスミレにしなかったのか」とか思いを巡らせたりして、フランスらしい歴史をも楽しめるテーブルウエアーの逸品です。
仏:violetヴィオレ=スミレ
当店のこのお皿、長年使われ柄の一部がすり減ってしまっていますが、それがまた愛おしく感じます。とにかく、この可憐なスミレ、いいですね。
今でもフランス大統領宮邸での晩餐会用の食器の一つとして使用されているそうです。
スミレの季節ももうすぐ終わりますね。
これからの、梅雨や夏を乗り越えるためにも、ぜひ「ガサエビのビスク」をお召し上がりください。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
里の名水100選
2023年05月24日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
山形県では、地域の人々に育まれてきた優れた湧き水などを
「里の名水・やまがた百選」として選定し、県内外に広く紹介しています。
令和4年11月30日現在には71箇所の名水が認定されていますが、
その中でも県内最多の12箇所もの名水が遊佐町にあることを知りました。
私も実際に行ったことがある場所が少ないので
この機会に全部回ってみたいなと思いましたが、
一度に全部回るのは難しいので何回かに分けてご紹介していけたらと思います。
今回ご紹介するのは、「胴腹の滝」と「鳥海三神の水」です。
どちらも平成27年に認定されたそうです。
胴腹の滝は、鳥海山の伏流水が山腹から湧き出ている様子が
身体の「どうっぱら」という例えで呼ばれています。
左右それぞれの水の味が違うとも聞いたことがありますが、
本当かどうか…。是非行って試してみてください。
鳥海三神の水ですが、こちらも県内外多くの人が
水を汲みに来るスポットです。何度か行ったことがありましたが、
ポリタンクなどに大量に水を汲む人たちの姿が見受けられました。
道中の山道は、初めて行った時には本当に辿り着くのか不安でしたが
冬でも道路に水が流れているので安心して行くことができます。
途中には月光川ダムもあり、四季の風景も楽しめそうです。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ
「小満」の庄内
2023年05月21日
ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ
今日は二十四節気の「小満」です。
植物が生い茂り、地上に満ちる時季とされています。
久しぶりに「突然ですが釣果拝見」コーナーです。
このコーナーは、釣りに関してズブの素人の私が、「この時期にこの魚が釣れるんだ」と勉強するために、酒田港内の釣り人の釣果を拝見させていただく、極めて勝手で厚かましいコーナーなのです。
とびしま発着場のすぐ近く、朝7時~9時(撮影時)サバ、アジ 15㎝~20㎝位 7匹
山形市内からいらっしゃったという、ご家族に声を掛けました。
「対岸の方が釣れるらしいけどトイレがないからね」と家族思いのお父さん。
あまり釣果にこだわらないような、「家族4人の岸壁時間」ほっこりした感じがいい感じでした。
お魚を並べてくれて、ありがとうございました。
近くの岸壁を見ると青森県下北半島奥戸漁協のイカ釣り軍団が寄港していました。
気になるマークを発見しました。「久一」! 当社レストラン欅の創業時の支配人の名前も佐藤「久一」と言います。全く関係ないと思いますが・・・
定点撮影:ケヤキの木
緑の葉が一段と勢いを増していました。
解読不明の象形文字?
実は以前何度か登場しました「蓮」の水田なんです。
10㎝位のまだまだ小さい蓮の葉が水面から顔を出していました。
(参考写真)
これは、去年の「蓮」の水田です。8月頃にはこんなことになるのですね。
定点撮影:鳥海山と北端の庄内平野と砂丘畑と木
上半分雲隠れの鳥海山、田んぼは今日あたりが田植えの追い込みというところでしょうか。
砂丘畑には何やら苗が植えてありました。何が出来るか勝手に楽しみにしています。
堂々としている、かぼちゃの花!
底引き網漁がお休みになる前に
おいしい「ガサエビのビスク」をたくさん仕込んで注文をお待ちしております。
客席のないレストランKEYAKI
支配人
神宿(とや)開き
2023年05月18日
ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ
今週末は酒田まつりが開催されます。
19日(金)宵祭り、20日(金)本祭り、21日(日)裏祭りですが、
15日(月)から神宿(とや)開き(21日まで)で、「下神宿」が家坂亭だったので昨日行って来ました。
(3月のブログです)
家坂亭や住民の方の宝物が展示されていました。
普段目にすることがない珍しいものばかりで、見入ってしまいます。
係の方が声を掛けてくれ、どういったものか説明をして下さいました。
「これは家にあったものだけど」と、所蔵されているご本人からお話を聞くことも出来ました。
写真は家坂亭の展示品です。
酒田市の「傘福」は日本三大つるし飾りのひとつとして知られています。
家坂亭で江戸時代後期の傘福が発見されたと、3月の地元の新聞に掲載されました。
その「傘福」も展示されていました。
家坂亭から近いので、日和山公園にも向かってみました。
露店が並ぶ日和山公園まで歩く方は多いと思います。
ちょうどお昼時だったので「弁当開き」をしている人がいるかなぁと思いましたが、
やっぱりというか、風が強かったこともあってか、すれ違った人は2人だけでした。
昨日、ちょうど卵寒天を頂きました。
「祭り料理」といえば「卵寒天」。
祭りに関係なく近所の方に頂くのですが、私の家では作らないのでありがたいです。
昨年の酒田まつりのブログで、「祭り料理」について少し触れているのでよろしければご覧下さい。
客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス
テーブルナフキンの折り方
2023年05月17日
いらっしゃいませ
客席のないレストランKEYAKIへ
今日のナフキンは「翼」です。
少し控え目なこの翼、天使の翼に見えませんか?
客席のないレストランKEYAKI
支配人