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寒だら

2023年01月25日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

昨日の寒波で酒田もようやくというより
一気に冬らしい景色になってきました。

庄内の冬の郷土料理の一つに“寒鱈汁”があります。
真冬の厳しい寒さの時に産卵のために回遊してくる鱈を寒鱈と言います。

脂がのって丸々太った寒鱈を頭から尾まで余すことなく使用した
寒鱈のあらを煮るあら汁の事で、
あらのことを“どんがら”と呼ぶことから、“どんがら汁”とも言われます。

酒田では、1/28(土)、29(日)に寒鱈祭りが開催されます。

冬の庄内の名物でもある寒鱈汁。
ぜひ現地で食べてみたいものです。

客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ

伏流水で水耕栽培

2023年01月17日

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

先日、以前から気になっていました、山形県遊佐町で鳥海山の伏流水を使って無農薬水耕栽培をしている、「鳥海すまいるファーム」さんを見学させていただきました。

泥と汗にまみれる、農業のイメージが変わりますね。

 

野菜床の下には水が流れていて、根が元気よくはいつくばっていました。

ポンプが水や液体肥料と酸素を送ります。

マザーグリーン、マザーレッドなど、現在レタス類で7種類、その他にもケールやハーブ類を栽培しています。
土耕栽培に比べて日持ちが良く、一年を通して品質が安定しているそうです。
苦みが少なくシャキシャキ感抜群のうえ、無農薬で安心ですね。

とにかく、いろいろな野菜に囲まれて気持ち良く、ハウスに入るだけで健康になったような気がしました。

 

お土産にハニーケールのババロアを頂きました。程よいケール本来の苦みの残し方が絶妙で癖になりそう。

ハウスオーナーのお気に入りの鉄瓶で沸かしたお湯で入れて頂た、お茶がまた格別でした。

鳥海すまいるファーム さん、ありがとうございました。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

庄内は丸餅

2023年01月03日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

お正月といえば「お雑煮」ですよね。
米どころ庄内、庄内米で作られたお餅を食べました。

庄内のお餅は「丸餅」です。
山形県の内陸地方や、東北地方では「角餅」だと知った時は驚きました。

庄内は、江戸時代の北前船によってもたらされた上方の食文化の影響があったと言われています。
西日本では丸いお餅が多いようですね。

子供の頃、家の餅つき機でついたお餅を丸めていました。
今は真空パックに入ったお餅を、ホットプレートで焼いています。

「庄内地方のお雑煮」といっても、ご家庭によって入っている具材が違うのも驚きです。
お肉や、長ネギを入れたものも食べますが、私の家の元旦のお雑煮は「油あげ、こんにゃく、わらび」です。

客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス

 

 

 

干し柿

2022年12月19日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

 

今朝、酒田は雪が積もっていました。
思ったほどではなく、一安心。
今シーズン初めて雪かきをしました。

 

庄内の秋の味覚といえば「庄内柿」ですが、この時期は各ご家庭で作られた干し柿が、
出来上がっている頃ではないでしょうか。

今年は数年振りに干し柿を作りました。

干し柿にした柿です。

こちらは焼酎で渋抜き中の柿です。

 

干し柿用は紐でつるす為に枝を残しています。
私は食べる時に枝を持ってそのまま食べます。
真っ白く、白い粉は吹いていませんが、とても甘くておいしかったです。

来年は、もっとたくさん作ろうと決めました。
冬のおやつの楽しみです。

客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス

 

キウイの収穫

2022年11月27日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

昨日、キウイの収穫のお手伝いに行ってきました。

 

7月の写真です。

葉が青々としています。

この写真を撮った後に摘果作業をしました。

 

時期が遅かったのか、もっと摘果が必要だったのか、
あまり大きく育っていないということでしたが、手伝い2人、黙々と30分。
たくさんのキウイを収穫することが出来ました。

青空の下、気温も20度近く、あっという間の作業でしたがこの時期に気持ち良い体験をさせて頂きました。
昨日の写真です。


11月は暖かい日が多く、まだこんな景色を見ることが出来ました。
それでももう12月、そろそろ冬支度です。

 


収穫したばかりのキウイのカット面です。
固く酸っぱいとわかっていて切ってみました。
(カットしたキウイは砂糖をかけて、シャリシャリと美味しくいただきました。)

追熟させながら、ゆっくりと冬の楽しみにしたいと思います。

 

客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス

 

 

 

赤かぶ

2022年11月19日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

今日の酒田はお天気も良く、気持ちの良い日です。
先週の良い天気の日、その時に撮った赤かぶです。

太陽の光の下、赤が映えてきれいでした。
思わず写真を撮っていました。

大きめに切って、たくさん漬けました。
砂糖と塩とお酢の甘酢漬けです。

一週間後です。

ピンク色に染まり、おいしく出来ました。
大きいままおやつのように食べるのも好きです。
食欲をそそる色と、カリカリとした食感、甘酸っぱさと、ピリッとした辛味、
いくらでも食べられると思ってしまうくらい美味しいです。

「温海かぶ」は有名ですが、写真のかぶは北庄内の砂地で栽培されたかぶです。

客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス

 

 

胡桃

2022年11月16日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

 

先日、近所を散歩していたところ
コンテナの中に入っているあるものを発見しました。

コンテナの中身は胡桃でした。

木になっている胡桃は、私たちがよく目にする形ではないので
見つけづらい気がします。

収穫した胡桃はこの後、丁寧に洗い、乾燥させ、
再び水に漬けることで殻が割りやすくなるそうです。

手間暇はかかりますが、ナッツは栄養価が高く、
近年注目されている食材のひとつでもあります。

私もよく、胡桃をお菓子を作るときに入れたり、
胡桃醤油にして茹でた野菜にかけて食べることが多いですが、
他にもいろいろなアレンジ方法がありそうなので試してみたいと思いました。

 

客席のないレストランKEYAKI
スタッフ オベルジーヌ

ずいき芋

2022年11月04日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

外出先で見かける銀杏並木や紅葉がぐっと色付き、鮮やかな黄色と赤に気持ちも上がっています。
それと同時に、もうすぐ冬だなぁと感じます。

「ずいき芋」です。

「ずいき芋」、「からどり芋」、「ジキ芋」などと呼ばれ、里芋の一種です。
一般的には茎の部分を「ずいき」、「からどり」といい、天日で干して乾燥させたものを「芋がら」と呼んでいます。

芋がらは、山形の郷土料理の納豆汁に欠かせない、冬の汁物の保存食です。
干す前の茎の部分は、お浸しなどにしてシャキシャキとした食感を楽しみながら食べることが出来ます。

芋の部分はねっとりとした食感で、なめらかでおいしいお芋です。

私の家ではお味噌汁の具にしています。酒粕を入れて、寒い日には特においしく感じるずいき芋です。

余すところなく食べられるずいき芋ですが、茎の部分はあまり食べたことはありませんでした。

今年は干してみます。

客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス

 

もってのほか

2022年10月26日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

大好きな山形の秋の味覚「もってのほか」、正式には「延命楽(えんめいらく)」です。

食用菊で「もってのほか」「もって菊」と呼ばれています。
名前の由来は、「天皇の御紋である菊の花を食べることはもってのほかだ」、
「思っていたよりもおいしい」などといわれています。

しゃきしゃきとした食感で、この時期の楽しみな食材です。

花びらの部分を食べます。

お酢を入れたお湯で、さっと茹でるだけで簡単です。

淡い紫色が茹でると、鮮やかな紫色になります。

茹でてそのままお醤油をかけても、おひたし、和え物、彩りに、など食べ方はいろいろです。
私は、お酢やドレッシング、ごま和えなどで食べるのが好みです。

客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス

シャインマスカット

2022年10月20日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

遊佐町で栽培されたシャインマスカットです。

初めてシャインマスカットを見て、食べた時は驚きました。
皮のまま食べるぶどう、大きく、張りがあっておいしく、食べ応えがありました。

6年前に庄内でもシャインマスカット狩りが出来ることを知って、行ってみたいと思いながら、行けず。
毎年食べているものは、内陸産や県外産のものでした。

遊佐産のシャインマスカット、立派です。

張りもあって、とてもおいしかったです。

10月7日、酒田市役所で初めてシャインマスカットの品評会が開かれたそうです。
酒田、飽海地区の方が出品して、最優秀賞に輝いたのは遊佐町の方でした。

 

庄内産スチューベン、味が濃くておいしいです。

客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス

 

ハチミツ

2022年10月03日

注意:ミツバチの写真がアップされていますので苦手な方は無理にご覧にならないでください。

山中に怪しい2人組現る・・・?その正体は採蜜の男たち。

ようこそ客席のないレストランKEYAKIへ

 

先月中旬、以前からお願いをしていた採蜜の見学。友人から「今日は天気も良いし見に来ますか?」というお誘い。すぐさま指定された場所に向かいました。
比較的近い砂丘地の松林、主にアカシヤや松が生えていました。山道を進むこと5分、突然、箱が現れる。

採蜜作業に入る前の準備を始めます。
ミツバチの動きを鈍くするため、火をつけてた麻袋を中に入れたポット型の道具です。
横にアコーディオンのようなものが付いていて、空気を送りながら濃厚な煙でミツバチ達にしばらくおとなしくなってもらいます。
私は、勝手にこの道具を「スモーク安楽ポット」と名付けました。(正式名称は不明です)

防虫ネット服をかぶって作業開始。虫類はあまり得意ではない私ですが逃げ腰でお手伝い(作業の邪魔)をしました。
採蜜箱に巣枠が何枚かはめ込んであり、一枚ずつ引き上げます。重ければハチミツが多いということです。
空の枠と交換します。

女王バチは一つの採蜜箱に一匹だけです。何千何万の働きバチに支えられているのですね。

持ち帰った巣枠から蜜を絞る作業に入ります。

金網の枠にハチミツたっぷりの巣枠を入れて遠心力で蜜を採取します。

人力です。

今回見学させていただいた友人は、アカシヤの他にもトチ、ぼだいじゅ、そば、百花蜜(ミックス)の5種類にして瓶詰めしてお土産店などにも出荷しています。

 
糖分80%水分20%、透き通ったハチミツ色。働きバチさん達。ありがとう。

客席のないレストランKEYAKI
支配人

稲刈り

2022年09月21日

ようこそ、客席のないレストランKEYAKIへ

酒田市では稲刈りの時期を迎えています。

今日の午前中は小雨の心配もありましたが、午後から天気も良くなり
稲刈りをしている農家さんを多く見かけました。

今日、稲刈りをする予定だという方の田んぼに行ってみました。
ご兄弟で稲刈りをしていました。

鳥海山の写真は9月10日のものです。

春の水が入った田んぼから、夏の青々、秋の黄金色に癒されてきた私。
少し寂しいですが、もうすぐ新米が食べられる楽しみもありますね。

鳥海山は10月に入ったら雪が降って、稲刈り後の田んぼには白鳥が飛来し、もうすぐ冬。
その前にまだまだ秋の味覚を楽しみたいと思います。
刈屋梨「秀玉」

客席のないレストランKEYAKI
スタッフ トレヴィス

 

 

 

 

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